青黒フェアリー

  • 2021.5.14
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト

     

    ・土地
    3:《灰のやせ地/Ash Barrens》
    2:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
    10:《島/Island》
    2:《沼/Swamp》
    3:《氷のトンネル/Ice Tunnel》

     

    ・クリーチャー
    3:《フェアリーの予見者/Faerie Seer》
    4:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
    4:《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
    4:《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
    1:《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
    2:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

     

    ・呪文
    4:《定業/Preordain》
    3:《渦まく知識/Brainstorm》
    4:《対抗呪文/Counterspell》
    1:《残響する衰微/Echoing Decay》
    3:《喪心/Cast Down》
    1:《息詰まる噴煙/Suffocating Fumes》
    3:《殺し/Snuff Out》
    2:《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》
    1:《苦悶のねじれ/Agony Warp》

     

    ・サイドボード
    1:《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
    1:《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
    1:《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi》
    3:《青霊破/Blue Elemental Blast》
    2:《否認/Negate》
    1:《予想外の牙/Unexpected Fangs》
    2:《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
    2:《息詰まる噴煙/Suffocating Fumes》
    1:《墓の刈り取り/Reaping the Graves》
    1:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

     

    ■概要

    青の軽量クリーチャーと黒の除去呪文を主軸に攻める、クロック・パーミッションデッキです。

     

    《ボーラスの占い師》《呪文づまりのスプライト》という2マナで盤面に触れながらアドバンテージを得るカードを《深き刻の忍者》で使い回してテンポ良くアドバンテージを稼ぎ、青の打ち消しと黒の除去で1:1交換を繰り返して捌いていきます。

     

    高速デッキに対しては除去コントロールとして、遅いデッキに対してはクロックパーミッションとして、相手に応じて振る舞いを変えて戦うことができるのがこのデッキの魅力と言えます。

     

    ■強みと弱み

    クリーチャー・打ち消し・除去と基本的に何でもできるため、目立った大きな弱みがないのが強みです。

     

    数少ない課題としては、青と黒はどちらも置物に触りづらいため、《黒死病》《眷者の装飾品》などクリティカルな置物を打ち消せないと後から対処ができず厳しい戦いを強いられるという部分があります。

     

    また、0マナ除去《殺し》の存在により、テンポ良く盤面に触ることができるのも、黒を入れていないデッキと比べた強みと言えるでしょう。

     

    ■主要カード紹介

     

    ・《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

    2マナで盤面展開しつつ能動的にアドバンテージを取っていける強カード。
    1/3というサイズも、アグロ相手の防壁として及第点です。

    ただ、このアドバンテージはそこまで「ほぼ確実」と言えるほど信頼のおけるものでもないので、基本的には《渦まく知識》《思案》などで何かしらがヒットするのを確定させたうえで使っていきたいところです。

     

    ・《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》

    こちらは受動的ではありますが、相手の嫌なアクションを打ち消しつつ飛行クロックが出ます。
    飛行を持っている部分が重要で、後述の忍術や、統治者争いにおいても優秀になってきます。統治者争いや拮抗したライフレースにおいては「ただの1/1瞬速飛行」としての運用でも十分強力なので、そのあたりの判断力が問われるカードとも言えそうです。

     

    ・《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》

    よほどのことが無い限り、忍術で運用していきます。
    シンプルに黒の除去で盤面を捌きながらこれで殴ってアドバンテージを稼ぐ…という額面通りの強さもありますが、《ボーラスの占い師》《呪文づまりのスプライト》のようなCIP持ちクリーチャーを忍術のタネとすることで、見た目以上にアドバンテージを稼ぐことができます。

     

     

    ・《喪心/Cast Down》

    伝説クリーチャーが(基本的には)いないPauper環境だからこそ輝くカード。
    2マナインスタントの確定除去が弱いわけないので、説明は不要ですね。

     

    ・《殺し/Snuff Out》

    0マナ除去。
    4点ルーズはそれなりに痛い上、黒単相手には腐ってしまいますが、手数が大事なクロックパーミッションにおける0マナ除去はそれらの欠点を補って余りある強力さです。
    中盤以降は普通に4マナで打つこともままあります。

     

    ・《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》

    最近追加された強カード。
    計4マナで盤面に触れるわけでもないので切りどころは難しいですが、占術2ドロー2はシンプルに強烈です。

     

    ■おわりに

    軽量アド生物・確定除去・確定打ち消し、とパーツごとの役割と運用がわかりやすいデッキなので、(100点の運用をするのはかなりの練度を要しますが)慣れていないプレイヤーでもそれなりに遊べつつどんなデッキとも渡り合える良デッキだと思います。

     

    「まず何を触ってみよう?」という初心者の方でも、「とにかく勝ちたい」という熟練プレイヤーの方でも、是非!

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