ボロス招集を作成するにあたり、様々なカードを試したので今後誰かが調整したり、試そうと思った時の手助けになればと思いコラムを書きます。
今回使ったデッキリストはこちら
PauperMTGの動画では時々「リビングエンド」「カウンターレベル」と言った、他フォーマットで実績を残したデッキ名をパウパー版で調整する時があります。
今回の新セット「ローウィンの昏明」では ”召集” が採用されたいた事で、対戦用デッキを模索する中「ボロス招集」を思いつき、そこを軸に調整を開始した流れとなります。
結果、デッキ名にひっぱられる呪いになった部分も有るのですが、個人的には楽しく調整できたし、もっと改良したいと思うきっかけになったのでヨシとします。
ざっくりですが
・条件付きアンタップイン2色土地の差
・赤のトークンばら撒きカードの不足
・召集によるアドの差
がありますので、少し掘ります。
■条件付きアンタップイン2色土地の差
パウパーで上記の条件を満たすのはダスクモーンで出た通称ジェイソンランド《騒々しい移動遊園地》の2色土地のみで、他の2色土地はタップインすることになります。
なので、速度とテンポで動くデッキに対してタップインが非常に噛み合わず、ジェイソンランドの条件である「ライフが13点以下」は、「13点以下にするためにアンタップインして欲しい」事が多々ありました。
■赤のトークンばら撒きカードの不足
パイオニアのボロス招集では《スレイベンの検査官》や《ヴォルダーレンの美食家》から出て来るファクトトークンを《上機嫌の解体》と言う《カルドーサの再誕》アンコモンVerで割ってゴブリンを生成しますが、《カルドーサの再誕》が禁止されているパウパーでは、赤のトークン生成におけるカードは《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》のような、2マナ1/1を2体生成が多いので、そこも出力が下がっています。
■召集によるアドの差
召集してクリーチャーを展開しつつ、何かアドを得るカードは少ないです。
《殉教者の魂》のようにサイズアップするか、少し召集とは違いますが《塩路の荷役獣》の様にドローできるか、単純にデカブツを出すか。
ないものはない、足りない場合は別のアプローチで改造していきます。
■2色土地の選定
基本の展開力とスピードは維持したいので、ゲームを早く進めるためにタップインではあるが1点ダメージを飛ばす通称サンダーランド《擦り減った絶壁》を採用。
■トークンばら撒きカードは白に任せる
やはり《カルドーサの再誕》系が無い今、こちらの役割を白に変更。
最初期の赤がもっと濃かった段階では《角笛城での結集》を採用し「3種のRallyを入れたら見た目的にも楽しいのでは?」と思ったが、やはり赤マナをテンポよく出せるパターンが少ないため最終的には流れた。
■召集によるアドの差
、、、、こればっかりは仕方ないわね、、。
・(赤)(赤)が出にくいので《ゴブリンの奇襲隊》を見送り、代わりに白の全体パンプ呪文を採用。
→白単で採用されている《護衛の誓約》より、フラッシュバックで恩恵を得られる《農民の結集》を採用。英語名にもRallyが入ってたので動画のちょっとしたネタとして使えて良い。
・赤タッチの呪文を採用し、上振れたら尚気持ちいい
→赤単色、赤白マルチ、混成などは白単より器用に動けたりコンバットに長けているカードが多いので、そこの気持ちいい部分も最低限残した。
・クリーチャーの色を統一することで「光輝」の恩恵を受けやすくする。
→特に《犬の散歩者》は、マナこそかかってしまうが、変装から正体を明かす時に2マナかかるので、手掛かり、インスタント除去と一緒に構えられるのが良い。本体も表面は3/1警戒とパワーが高いので全体強化による圧も凄い。そして本体と犬2匹は全員白なので光輝と相性が良い。
あと犬トークンが可愛い。
一緒に暮らしている犬の写真でも良いし、好きな犬種でトークン作っても楽しそう。
《禁じられた友情/Forbidden Friendship》
片方のトークンが速攻持ちなので前のめりな戦略なら合うかも。ただトークンが赤なので光輝のシナジーが薄く不採用。あとカード自体が赤なので、そこをクリアできるなら検討しても良いかも。
《儚き盾/Ephemeral Shields》
召集で破壊不能を付与できるが、メインは基本全力で突っ込むので防御は外した。また、単体を守るより全体を守りたいのでダメージのみになるが軽減しやすい《虹色の断片》に全てを託す。
《空中ブースト/Aerial Boost》
召集で+2/+2と飛行付与できるので基本はコンバットトリック。トリックしないので除外。
大型クリーチャーを飛ばして殴ったら気持ちよさそうだが、大型クリーチャーが出ている時は基本飛行のトークンがいっぱい居るので良いかなって思って、、
《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》
召集2/4で自軍のクリーチャー数に合わせてライフゲインする。
どうせなら早い段階から戦力にもなって欲しいので《月皇の古参兵》に変更、トークン生成の呪文と噛み合うのも良いし「降霊」で帰ってくるのもポイント。
スピードと攻撃性は落ちるかもしれませんが、コントロール気味に動くなら新カードの《予期せぬ助太刀》と《精神の交差》を採用できるかも。
今回は気付くのに遅れてしまったためボロスで調整した。
個人的には土地基盤をもう少し調整できるならボロスで良いかもしれないが、はやり白単軸で組んだ方がスムーズかもしれない。
動画ではあまり良い動きが出来なかったので、個人的にもいろいろ調整していきたいデッキでした。