続唱トロン

  • 2021.3.12
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト

     

    ・土地
    4:《ウルザの塔/Urza’s Tower》
    4:《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
    4:《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
    4:《興隆する木立/Thriving Grove》
    2:《森/Forest》
    1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
    1:《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
    1:《誘惑の洞窟/Cave of Temptation》
    1:《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》

     

    ・クリーチャー
    3:《平和の徘徊者/Peace Strider》
    4:《熟考漂い/Mulldrifter》
    4:《乗り込み部隊/Boarding Party》
    4:《苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur》
    4:《大渦の巨人/Maelstrom Colossus》

     

    ・呪文
    4:《古きものの活性/Ancient Stirrings》
    4:《輪作/Crop Rotation》
    3:《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
    4:《予言のプリズム/Prophetic Prism》
    4:《眷者の装飾品/Bonder’s Ornament》

     

    ・サイドボード
    4:《嵐の乗り切り/Weather the Storm》
    3:《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
    3:《紅蓮破/Pyroblast》
    3:《地の裂け目/Earth Rift》
    2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

     

    ■概要

    トロン土地によるマナ加速から6~8マナ域の続唱クリーチャーに繋げる、ド派手な漢気デッキです。

     

    続唱クリーチャーが発表された当初から「こういうコンセプトができるのでは?」と話題になりましたが、「トロン土地を揃えるためのカードが続唱で捲れてしまい弱いはず」というのが一般的な言説でした。

    今回は、そのコンセプトのデッキが5-0していたことを受け、私の方で少し調整したリストを紹介します。

     

    ■強みと弱み

    半端な速度のデッキは続唱クリーチャーで圧殺できます。

    トロンを揃える時間を待ってくれない速攻系デッキ、こちら以上のアドバンテージを稼ぐ普通のトロン、トロン土地探しやデカブツを打ち消しに来るフェアリー系は厳しいですが、それらに対してはサイドボードに対策を取っており、続唱クリーチャーからどんどん探しにいけるので、サイド以降はそれなりに戦えます。

     

    ただ、トロンが揃わないと動きがかなりしょっぱいので、運による上ブレ下ブレは結構激しめです。(逆に言えば、トロンさえ揃えられればどうにかなるとも言えます)

     

    ■主要カード紹介

     

    ・《乗り込み部隊/Boarding Party》
    ・《苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur》
    ・《大渦の巨人/Maelstrom Colossus》

     

    夢の12枚採用。
    《大渦の巨人》は他2枚と比べて単体バリューに欠けますが、重いだけに《苛立つアルティサウルス》を捲れた時の上ブレが凄いのと、後述する《古きものの活性》との噛み合いが優秀で、このデッキと噛み合っています。

     

     

    ・《古きものの活性/Ancient Stirrings》

     

    序盤に集める土地とマナファクトだけでなく、中盤に強い《平和の徘徊者》、終盤に強い《大渦の巨人》、これらにアクセスできるためトロン土地が揃って以降も腐らず機能してくれて強いです。

     

     

    ・《輪作/Crop Rotation》

     

    《古きものの活性》同様にトロン土地なり色マナ土地なりを持ってくるのに貢献します。
    それだけではなく、続唱生物の前に唱えて《亡骸のぬかるみ》で続唱先を積み込めることに加えて、状況に応じ《ボジューカの沼》《誘惑の洞窟》《憑依された沼墓》などをサーチして柔軟な戦いに貢献できるため続唱で捲れても腐らないのが強みです。

     

    また、これにより墓地に土地を落としておくことで、続唱で《ムラーサの胎動》が捲れた際に「対象が無い!」という事態にならずに済み、そこの噛み合いも良い感じです。

     

     

    ・《平和の徘徊者/Peace Strider》

     

    参考にした元のリストでは《変わり樹の苦行者/Turntimber Ascetic》だった部分です。
    これを《平和の徘徊者》に変更することで、《古きものの活性》からアクセス可能にし、また《熟考漂い》とマナ域をずらしています。
    ただし、サイズの都合で緑単の《凶暴な一振り》や赤の《稲妻》などへの耐性が下がっているのでブロッカーとしての信頼度は落ちていることに注意しましょう。

     

    ■おわりに

    しっかり勝てるよう最大限に努力はしつつ、事故は事故!ブン回りはブン回り!と割り切って派手なマジックを楽しめる方にオススメ。

    8マナから《大渦の巨人》⇒《苛立つアルティサウルス》⇒《乗り込み部隊》⇒《熟考漂い》の実績解除を目指しましょう。

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