緑茶単

  • 2021.5.28
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト

     

    ・土地
    12:《森/Forest》
    4:《伝承の樹/Tree of Tales》
    2:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》

     

    ・クリーチャー
    4:《若き狼/Young Wolf》
    4:《膨れ鞘/Blisterpod》
    3:《ジンジャーブルート/Gingerbrute》
    3:《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk》
    4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
    4:《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》
    4:《湿地帯のグロフ/Bayou Groff》
    2:《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire》

     

    ・呪文
    3:《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
    4:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
    4:《怨恨/Rancor》
    3:《葬送の長艇/Funeral Longboat》

     

    ・サイドボード
    2:《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》
    1:《仮面の蛮人/Masked Vandal》
    2:《はらわた撃ち/Gut Shot》
    3:《嵐の乗り切り/Weather the Storm》
    2:《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》
    2:《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》
    3:《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider》

     

    ■概要

    このデッキのコンセプトは以下です。
    ・ブロックされない(or されてもいい)パワー1生物+使い回せるパワー2強化による、
     多くのブロッカーを潰せるサイズであるパワー3での”一瞬の間も空かない無呼吸打撃”
    ・それらパワー1生物と噛み合う性能の巨大生物
     ・《甲殻の鍛冶工》+色々
     ・《湿地帯のグロフ》+《若き狼》《膨れ鞘》《皮剥ぎの鞘》
     ⇒これらによる、テンポ良く消耗戦にも強いアグロの成立を目指しました。

     

    ※構築当初はパワー1生物の枠に《ラノワールのエルフ》を置き、《吠え象の群れ》など強力な4マナ域に繋げたのち《怨恨》《骨断ちの矛槍》で有効活用するコンセプトでいたのですが、《湿地帯のグロフ》の登場により形を変えました。

     

    ■強みと弱み

    ・強み:高い展開力とアンブロッカブルによって、除去の薄い相手は一気に轢き潰せます。
    除去が多い相手でも、1枚で複数体のクリーチャーを出せる1マナ域のおかげで、粘り強く戦えます。

     

    ・弱み:多少の耐性はあるよう組んでいますが、《焦熱の連続砲撃》《息詰まる噴煙》はやはり効きます。
    また、パワー3で越えられない生物の連打(スリヴァーや親和など)は厳しく、サイドの《ベラドンナの行商人》はそういうことです。
    自分より早いコンボデッキに対しても、サイドボードから妨害していく必要があります。

     

    ■主要カード紹介

     

    ・《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
    ・《怨恨/Rancor》
    ・《葬送の長艇/Funeral Longboat》

     

    パワー1生物をパワー3に格上げする、このデッキのメインエンジン。

    相手の場に適当なブロッカーがいるだけで「いないも同然」になってしまうパワー1生物に存在価値を持たせる意味で、このデッキにおいてはアドバンテージエンジンに近い存在です。

     

     

    ・《若き狼/Young Wolf》
    ・《膨れ鞘/Blisterpod》
    ・《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》

     

    《湿地帯のグロフ》との噛み合いに加えて、相手の除去やブロッカーと1:1交換をすればアドバンテージを取れる生物。
    《皮剥ぎの鞘》は装備コストこそ重いですが、1/1生物として最低限の役割を果たしつつ、《息詰まる噴煙》への耐性を持たせたり、《大霊堂のスカージ》がフェアリーを乗り越えられるようにしたり、痒い所に手が届く存在です。

     

     

    ・《ジンジャーブルート/Gingerbrute》
    ・《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk》
    ・《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》

     

    それぞれ異なるアンブロッカブル能力を持ち、パワー修正と噛み合います。
    特に《スカルガンの穴潜み》は、ブロックされず通されやすい《若き狼》との相性も良好です。
    また、これらで盤面を無視して殴ると相手も殴ってきますが、そうなるとブロッカーとしての《若き狼》《膨れ鞘》が輝きます。

     

     

    ・《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》
    ・《湿地帯のグロフ/Bayou Groff》

     

    パワー修正に頼らずとも強い2マナアタッカー。
    親和デッキほどアーティファクトが多いわけでもないので、《甲殻の鍛冶工》は事故要因にもなりえますが、数多くのパワー修正手段で金属術に届かないまま誤魔化し誤魔化し戦えたりもします。

     

    ■調整候補や採用候補

     

    ・《斑の子猪/Brindle Shoat》
    《若き狼》枠の2マナ域。
    今回は序盤の速度を優先するため外しましたが、元のサイズもトークンのサイズもデッキの思想と噛み合っているので、採用の余地は十分あると思います。

     

    ・《散弾の射手/Scattershot Archer》
    サイドボード枠。
    必要以上に重ね引きしてしまっても、1/2バニラに存在価値を創出できるデッキなので腐らないのが強みです。タフネス2が偉い。

     

    ■おわりに

     

    デッキの根本的なコンセプトは「ブロッカーに邪魔され腐りがちな小粒生物を《怨恨》で有効活用する」という凄くシンプルなものなので、人によって仕上がるリストが全然違うと思います。

     

    どの生物を軸に採用していくか、パワーの引き上げラインはどこを目指すか、それによって構築も全然変わってくると思いますので、是非オリジナルのものを作ってみましょう。

TOP

© Copyright pauperMTG.com