・土地
1:《グルールの芝地/Gruul Turf》
3:《灰のやせ地/Ash Barrens》
2:《進化する未開地/Evolving Wilds》
7:《山/Mountain》
6:《森/Forest》
・クリーチャー
4:《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》
4:《密林の猿人/Kird Ape》
4:《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
4:《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》
2:《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders》
2:《尊大なワーム/Arrogant Wurm》
1:《無謀なるワーム/Reckless Wurm》
2:《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills》
・呪文
4:《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《癇しゃく/Fiery Temper》
3:《稲妻の斧/Lightning Axe》
3:《凶暴な一振り/Savage Swipe》
・サイドボード
3:《赤霊破/Red Elemental Blast》
3:《溶鉄の雨/Molten Rain》
2:《嵐の乗り切り/Weather the Storm》
2:《電謀/Electrickery》
2:《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》
1:《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
1:《心に静寂/Serene Heart》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
赤緑の、マッドネスシナジーを活かしたアグロデッキです。
マッドネスエンジンを活かした暴力的なテンポ&アドバンテージを誇りつつ、他のアグロデッキでも使われる優秀な軽量クリーチャー陣と豊富な軽量除去(1マナ火力×11+1マナ格闘×3)による安定した地力を兼ね備えたデッキです。
アグロとしての素早い展開力と攻撃力を持ちつつ、軽量除去も豊富なので相手の妨害もしっかりできる安定感が強みです。
反面、どこまで行ってもアグロデッキであり、相手を妨害する手段がメインボードでは単体クリーチャー除去のみなので、ペストやボロスラリーなど「単体除去が刺さりにくく、対アグロに強いデッキ」に対抗するのは難しいデッキであるとも言えます。
マッドネスのためのディスカード要素。
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
本来アド損をする代わりに軽く打てるこのカードも、マッドネスを1枚使えばプラスマイナスゼロ、2枚使えばプラスになります。
フラッシュバックを含めれば合計4枚捨てることになるので、その中に2枚以上マッドネスを含めればプラスに転じることができ、土地さえしっかり伸ばせれば難易度は低めです。
《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders》
本来アド損をする代わりにサイズを確保できるクリーチャー。
相手が《稲妻》など入っていそうなデッキであれば、できる限り損せずそれらを回避できるよう、手札とマナの残数をよく計算して動きましょう。
《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》
マッドネス0マナなので「ディスカード要素のためのマナコスト+マッドネスのためのマナコストが必要で、重く動きづらい」というマッドネスエンジンのリスクを回避できるのがとにかく便利なので、軽いとはいえできるだけ素唱えはせずマッドネスに使いたいところです。
また着地後も、pauperにおける3/3の有用性は説明するまでもなく《サルーフの群友》が証明しています。
《尊大なワーム/Arrogant Wurm》
シンプルにサイズが優秀なマッドネス生物。
ただ、実質3マナとはいえこれを捨てるためのカードを唱えるマナコストまで考えると見た目以上に重いので、《信仰なき物あさり》で土地を捨てすぎないように気をつける必要があります。
《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills》
マッドネスではありませんが、ディスカード要素と相性のいい生物。
1/4/4トランプルが弱いわけもありません。
《稲妻/Lightning Bolt》
《癇しゃく/Fiery Temper》
《稲妻の斧/Lightning Axe》
1マナ火力陣。
シナジーを噛み合わせられれば勿論強いうえに、《癇しゃく》も《稲妻の斧》も「最悪、素打ちができる」というのが中盤以降のトップ勝負での安定感をもたらしてくれます。
シナジーを活かしたアグロデッキ、赤緑マッドネスの紹介でした。
昔からの愛好家もいるのではないでしょうか。
最近モダンホライゾン2のスポイラーが続々出ていますが、黒の優秀なマッドネスクリーチャーの追加によりラクドスカラーやジャンドカラーのマッドネスデッキも組むことができそうです。