青マイナーカード10選 漏れたカード紹介

  • 2021.9.11
    カード紹介
    OONS

    ■はじめに

     

    良い動画ですね!凄く良い!

     

    この動画では「10選」というコンセプトで、各々持ち寄ってきた候補から10枚のカードを選んだわけですが、当然漏れたカード達も存在します。

    「マイナー」というテーマで集められた挙句、そのテーマからも落選してしまったカード達。このまま埋もれさせるのは申し訳が立ちません。

     

    というわけで、今回このコラムでは、惜しくも動画には採用しきれなかったカード達を紹介していこうと思います。

     

    《脱出路/Escape Routes》

    起動型能力で黒か白のクリーチャーを戻せます。青のも戻させてほしい。
    能力起動の3マナに加えて唱え直しのコストもかかってしまいますが、マナさえ足りれば《石角の高官》で永遠にロックできたり、《スレイベンの検査官》を戻してアドを取れたり、ちょっとした除去回避にもなったりと、面白いことがいくらでも思いつくタイプのカードです。

     

    《氾濫/Flash Flood》

    《赤霊破》などと似た、赤対策カード。
    赤呪文の打ち消しには使えない代わりに、山を手札に戻すことができ、能動的にテンポを削げます。
    フラッシュフラッドって響きかっこいいですよね。

     

    《かき鳴らし鳥/Thrummingbird》

    戦闘ダメージを与えるたびに増殖が誘発。
    飛行なのでダメージを通しやすいです。
    当チャンネルでも増殖特集をしたことがあるので、興味があればオモチャ作りのアイデア集めにどうぞ。

    青黒感染増殖 ⇒ リンク(《かき鳴らし鳥》採用)
    青緑進化 ⇒ リンク(《かき鳴らし鳥》採用)
    緑単増殖 ⇒ リンク

     

    《見張り番/Keep Watch》

    攻撃中のクリーチャーの数だけドローできるインスタント。
    専用の構築を組むなどしてうまく並べられれば、爆発的なドローが期待できます。

    青なので飛行クロックと合わせやすい上、必ずしもダメージを通す必要はないのも良い感じです。

     

    また、自分のクリーチャーを捌かれてしまい中々使えずとも、殴ってきた相手に対して使いドローするということもでき、コンボ系のカードにしては腐りにくいと言えますね。

     

    《盗まれた夢/Theft of Dreams》

    こちらはソーサリー、「対戦相手のタップ状態のクリーチャー」を参照します。

    能動的に使う前提で組むなら《見張り番》の方が断然強いですが、壁コンボやエルフを相手取った時など、特定の状況ではこちらに軍配が上がりそうです。

    ちなみに、《十万本の矢集め》という同型再版があります。

     

    《エンチャント移動/Enchantment Alteration》

    呪禁オーラに対する強烈なカウンターになりえるカード。
    お互いのエンチャント数を数える《祖先の仮面》をインスタントタイミングで奪えるので、適当なフェアリーにつけて20点以上のパワーで一撃必殺!なんてことも狙えます。

    また、こちらはそこまで強い動きではないですが、白単英雄的の《慈善の祝福》を突然剥がせたりもします。

    ただ、《祖先の仮面》以外を奪っても弱かったり、「使える場面が限られる系脳汁カード」といった立ち位置でしょうか。

     

    《錬金術の研究/Hermetic Study》

    いわゆるティム能力を与えるオーラ。
    普通に使っても、除去されなければフェアリーやエルフなどに強いですが、《カブトガニ》や《二人組の見張り番》などとのコンボが採用の主目的になるでしょう。

     

    《霧の騎士/Knight of the Mists》

    「着地時に1マナを支払わないと騎士を破壊する」という特殊な効果を持つ騎士。
    相手の場に騎士がいなければ自分を破壊してしまいますが、相手の場に騎士がいれば《火炎舌のカヴー》と比較できそうなコストパフォーマンスを誇ります。
    メタゲーム上に騎士や多相などが多く顔を出すようになったら強そう。

     

    《引き揚げ/Withdraw》

    通常のクリーチャーバウンスに加え、「コントローラーが1マナ払わなければもう1体追加でバウンス」ができるカード。

    「相手のマナが寝ている」という条件は最序盤向きですが、アグロ相手でないと2体をバウンスするには中盤以降になってしまうのがネックです。
    ただ、対象を自分のクリーチャーにすることもできるので、例えば「相手バウンス+《スレイベンの検査官》を回収」であったり、「《黒死病》キャスト対応で自分のクリーチャー2体回収」だったり、地味な小テクの選択肢が広く、使いでがありそうです。

     

    ■おわりに

    おわり!
    今後の他の色の特集にもご期待ください!

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