黒単泥棒

  • 2021.7.30
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト

     

    ・土地(+マナソース)
    16:《沼/Swamp》
    4:《泥炭の沼地/Peat Bog》
    4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》

     

    ・クリーチャー
    4:《財宝荒らし/Hoard Robber》
    4:《大胆な盗人/Audacious Thief》
    4:《ユアンティの毒牙刃/Yuan-Ti Fang-Blade》
    2:《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
    2:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

     

    ・呪文
    3:《汚涜/Defile》
    4:《喪心/Cast Down》
    2:《残響する衰微/Echoing Decay》
    1:《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
    3:《殺し/Snuff Out》
    3:《血の署名/Sign in Blood》
    4:《盗人の道具/Thieves’ Tools》

     

    ・サイドボード
    4:《強迫/Duress》
    3:《夜の子/Child of Night》
    2:《墓所のネズミ/Crypt Rats》
    2:《残響する衰微/Echoing Decay》
    2:《ファリカの献杯/Pharika’s Libation》
    2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》

     

    ■概要

    強力なアドバンテージ源である《大胆な盗人》《黒薔薇の棘》を、黒のマナ加速と優秀な除去でサポートし、序盤から一気にマウントを取り駆け抜けることを目標としたデッキです。

     

    元々「マシーンヘッド」などと呼ばれ、使用されているのは筆者も見たことがありますが、フォーゴトン・レルム探訪にて性能的にもフレーバー的にも噛み合いが美しいカード陣が参入したこともあり、ほぼほぼOONSオリジナルな感じで組んでみました。

     

    ■強みと弱み

    アタックが止まらず続けられれば、勝つまで永遠にマウントを取り続ける力はあると思います。
    また、今の環境柄、1~2ターン目に出した《大胆な盗人》が多少止まりづらい(リスストームの隆盛によるアグロ/黒単/URの滅殺)ため、今遊びやすいデッキだと思います。

     

    ライフルーズが激しいデッキなので、赤単/黒単のバーンに対してはサイドボードも割かず、潔く諦めました。

     

    ■主要カード紹介

    アドバンテージエンジン。

     

    《大胆な盗人/Audacious Thief》
    3マナ域最強のアドバンテージエンジン。
    道を空けることさえできれば統治者並のアドバンテージを獲得します。
    ただ、ライフレースの観点では実質的にパワー1に近いので、これで得たアドバンテージを使って、他で殴る必要はあります。

     

    《ユアンティの毒牙刃/Yuan-Ti Fang-Blade》
    基本的には《狂える魔道士の迷宮》を探索します。
    終盤のアドバンテージ力は《大胆な盗人》を大きく凌駕しますが、かなりスロースターターなので、できれば1~2ターン目の展開は《大胆な盗人》《黒薔薇の棘》に譲りたいところです。

    ついで程度に接死が付いていたり、ライフルーズが無かったりで、シンプルな戦闘生物として見る分には《大胆な盗人》より上なので扱いやすく、それぞれ別の強みがある感じです。

     

    《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
    4マナ域最強のアドバンテージエンジン。

    説明不要ですかね。このデッキの豊富な除去&アドバンデージエンジンと噛み合います。

     

     

    《暗黒の儀式/Dark Ritual》
    《泥炭の沼地/Peat Bog》
    アドバンデージエンジンをとにかく早期着地させるためのカード。
    「早く出せたら嬉しい」のではなく「早く出す前提」でデッキが構築されているので、特殊な相手でもない限り、この2枚が無いハンドは基本的にキープしません。

     

    《財宝荒らし/Hoard Robber》

    《暗黒の儀式》《泥炭の沼地》によるマナ加速を前提にしたデッキ構造をしているため、どちらにせよ3ターン目くらい以降にマナが足りなくなります。
    そんな不安定な要素をしっかり支えてくれる、このデッキに綺麗に噛み合うカードです。

     

     

    《盗人の道具/Thieves’ Tools》

    差し引き1マナの装備品。
    4枚は正直やりすぎたかな?と感じていますが、デッキに噛み合っており、スペックは悪くないと思います。
    装備能力だけでなく、除去のテンポ感が大事なこのデッキにおいて、除去を構えやすい宝物トークン要素自体も噛み合いが良いです。

     

    《殺し/Snuff Out》
    除去は多々入っていますが、ここをピックアップ。
    いわゆる黒単コントロールなんかでは、《汚涜》《喪心》《チェイナーの布告》で十分なこともあり、入っていないリストが多いと思います。
    このデッキでは、「アドバンデージエンジンのために、とにかくテンポ重視」「《沼》が並ばないこともあり、序盤の《汚涜》が弱い」という理由から、序盤から打っていく目的で採用しています。

     

    ■おわりに

    久々に自分好みなデッキができて、ライトではありますが紹介するのもなんだか気持ち良いです。

     

    全力でスーサイドなブラック、好きな人は好きだと思うので是非回してみてください。
    フェアにダンジョン探索をしたい方も是非。

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