・土地
18:《平地/Plains》
4:《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
・クリーチャー
4:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
3:《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
1:《宿命の旅人/Doomed Traveler》
4:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
4:《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》
4:《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》
4:《宝石の手の報復者/Gempalm Avenger》
・呪文
2:《腕っぷし/Strength of Arms》
4:《急報/Raise the Alarm》
4:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
4:《祖先の刃/Ancestral Blade》
・サイドボード
3:《軍旗の旗手/Standard Bearer》
3:《天界のほとばしり/Celestial Flare》
3:《隔離する成長/Sundering Growth》
2:《Holy Light》
2:《虹色の断片/Prismatic Strands》
1:《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》
1:《塵は塵に/Dust to Dust》
白のウィニーらしく生物を横に並べ、
・兵士シナジーの全体強化による押し切り
・装備品と頭数を活用した消耗戦
の二軸で戦っていきます。
このデッキでは各種強化をパワー偏重に寄せることで、
・テンポ良く1枚のカードから複数体の生物を並べる
・各種強化を活かし、「相討ちブロックで損するか、除去呪文で損するか」を迫り続ける
・そのまま相手を後手に回らせ続けて勝ち切る
という動きを目指します。
地上のぶつかり合いを度外視するデッキにはそのままパワー偏重に駆け抜けます。
《コーの空漁師》以外は飛行とぶつかることができませんが、殴って殴って後手に回らせる動きを目指すので、案外気になりません。
横並び系の他デッキとの違いとして、1枚から複数枚分のクリーチャーが出るカード群と装備品の噛み合いによる粘り強さ、消耗戦の強さが持ち味です。
ただしその分キルターンが遅めで妨害手段が少ないので、自分よりキルターンが早いアンフェア系デッキや、《石角の高官》ループや《虹色の断片》など、コンバット自体を否定する防衛手段を持つデッキは苦手です。
・《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
1点火力はPauperでは影響力が大きく、これを初手で置けると動きに制約がかかる相手は多いです。
本体への直接火力や、擬似的なコンバットトリックにも使えるなど、1マナ生物のオマケにしては十分な汎用性を持ちます。
・《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》
このデッキのエース。十分なパワーを持ちつつ、実質2体分戦える能力持ちです。
積極的に《骨断ちの矛槍》などを持たせ、相手にブロックを強制しながら相討ちしていきましょう。
・《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
《スレイベンの検査官》でドローしてもよし。
《アイケイシアの投槍兵》の槍を継ぎ足してもよし。
《忠実な聖戦士》を表に戻してもよし。
《祖先の刃》でトークンを増やしてもよし。
各種強化により《コーの空漁師》対決を制しやすいのも嬉しいですね。
・《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
《ボーラスの占い師》《コーの空漁師》あたりに相討ちを強いるためには、パワー3が必要です。
この装備品によって、小さい生物群にそれを与えることができます。
・《宝石の手の報復者/Gempalm Avenger》
デッキを兵士に染める最も大きい理由です。
インスタントタイミング+打ち消し不可+ドロー付きの全体強化が3マナでできるのはシンプルに強いですね。
・《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
タフネスに不安があり、ただのバニラではありますが、消耗戦を捨てて前のめりなアグロ戦略に寄せ切るなら優秀です。
・《熟達の刃の精鋭/Deftblade Elite》
装備品との噛み合いはよく、メタゲーム次第で入って来ると思います。
・《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire》
先制攻撃とパワー修正の噛み合いが強く、地上のぶつかり合いには強く出られます。
・《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith》
・《古参兵の武具師/Veteran Armorer》
これがいると地上のぶつかり合いにさらに強くなりつつ、全体除去への耐性が高まります。
・《軍用隼/War Falcon》
兵士への強化を受けられませんが、1マナで飛行の2点クロックは優秀です。
「白単ウィニー」というジャンル。「兵士」という部族。
ともに歴史が深く伝統的でありながら、常に新しい選択肢が供給される新鮮さもあるコンテンツです。
採用候補の面でもそうですし、紙らしくトークンにこだわる方であれば尚更ですね。
コンバットが好きな方であれば誰でも楽しみやすく、構築の幅も広いデッキだと思いますので、是非お試しあれ!