スリヴァー

  • 2020.12.4
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト
    ・土地
    2:《興隆する荒野/Thriving Heath》
    2:《興隆する木立/Thriving Grove》
    3:《灰のやせ地/Ash Barrens》
    6:《平地/Plains》
    6:《森/Forest》
    1:《山/Mountain》

     

    ・クリーチャー
    4:《悪性スリヴァー/Virulent Sliver》
    4:《板金スリヴァー/Plated Sliver》
    4:《横這スリヴァー/Sidewinder Sliver》
    4:《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
    4:《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver》
    4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
    4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
    3:《刃背スリヴァー/Bladeback Sliver》
    1:《狩人スリヴァー/Hunter Sliver》
    1:《ハートのスリヴァー/Heart Sliver》

     

    ・呪文
    4:《紆余曲折/Winding Way》
    3:《暴走の先導/Lead the Stampede》

     

    ・サイドボード
    4:《虹色の断片/Prismatic Strands》
    3:《黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte》
    2:《軍旗の旗手/Standard Bearer》
    2:《孤独な宣教師/Lone Missionary》
    2:《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
    1:《鋭い痛み/Flaring Pain》
    1:《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》

     

    ■概要

    「12筋肉」と呼ばれる全体+1/+1能力を持ったスリヴァーを中心に、大量のスリヴァーを並べて殴り倒す部族アグロデッキです。
    モダンやレガシーなど他フォーマットでも活躍している部族であり、深い愛着を持っているプレイヤーが多いデッキでもあります。

     

    元々弱くはないデッキだったのですが、《刃背スリヴァー》の参入によりトロンなどのコンバット潰しに対してメインから耐性を得ることができ、一気にメタゲームに深く入ってきた印象です。

     

    ■強みと弱み

    とにかくクリーチャーのサイズ勝負に強く、地上戦では負けなしです。
    そのため、各種アグロデッキに対してサイズで有利を取っていくことができます。
    また、シンプルなアグロビートダウンに加えて《刃背スリヴァー》によるバーンプランも取れるため柔軟な攻め手があり、苦手なデッキが少ないのが魅力です。

     

    ただ、スリヴァーのサイズは横並びが成立している状態を大前提としているため、消耗戦になる除去コントロール、具体的には青黒などのコントロールデッキを苦手とします。

     

    ■主要カード紹介

    まずは主役から。

     

    ・《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver》
    「12筋肉」の一角。
    これらと《板金スリヴァー》を何枚並べられるかで、相手クリーチャーとのサイズ勝負だけではなく《稲妻》などサイズ依存な除去への耐性も変わってくるので、全力で並べましょう。

     

    ・《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
    このデッキの影の立役者。
    《紆余曲折》《暴走の先導》で手札を増やし、《刃背スリヴァー》のためにその手札を全速力で展開しなくてはいけないのに、土地が20枚。パッと見は歪に見えるこのデッキのマナ基盤の理由がここにあります。
    なお、状況にはよりますが、12筋肉の何倍も重要であることも多々あるので、唱えるタイミングは計画的に。

     

    ・《紆余曲折/Winding Way》
    フェアデッキを物量で圧倒するためのキーカード。
    横並びが重要なスリヴァーデッキにおいて、物量の確保は重要です。

     

    いぶし銀枠。

     

    ・《悪性スリヴァー/Virulent Sliver》
    除去コンに12筋肉を処理されクロックを落とされても、毒殺という選択肢を取ることができます。
    1ターン目から展開できる上、複数体並ぶと重複するため、見た目以上の速度が出ます。

     

    ・《横這スリヴァー/Sidewinder Sliver》
    こちらはブロッカーを乗り越えるための選択肢。
    1/1が《ボーラスの占い師》を恐れず、2/2が《コーの空漁師》を恐れず、殴ることができるようになります。

     

    ・《刃背スリヴァー/Bladeback Sliver》
    スリヴァーデッキを一気にTier上位に押し上げた立役者。
    普通に手札を吐ききってから使うこともありますが、手札の最後の1枚が《灰のやせ地》や《紆余曲折》《暴走の先導》であれば、サイクリングやキャストにスタックして能力使用することもできるので、そのあたりも選択肢として含めながら動くことになります。

     

    ■調整候補や採用候補

    ・《メタリック・スリヴァー/Metallic Sliver》
    バニラですが、展開力に特化するために使用されることがあります。
    ついでに、サイズが上がっていれば《ギルドパクトの守護者》を受け止めることもできます。

     

    ・《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver》
    巨大なブロッカーが立ち続けることになり、アグロ耐性をさらに高めることができます。

     

    ■おわりに

    アグロでありながら、アグロにあるまじき巨大なクリーチャー陣で殴り切るスリヴァーデッキ。
    10点以上のオーバーキルに至ることもあり、爽快感に溢れます。

     

    また、最近《焦熱の連続砲撃》のコモン落ちというアグロデッキへの大打撃が話題ですが、スリヴァーはこれを特に特別な対策を取ることなく乗り越えられるアグロデッキであり、メタゲームにおける更なる地位上昇も期待されています。
    トレンドの波に乗り、スリヴァーと共にメタゲームを駆け抜けましょう!

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