PauperEDHデッキ紹介 くまさんビートダウン(ハルシン+ギルドの職人)

  • 2023.6.5
    デッキ紹介
    OONS

    ■はじめに

    最近D&Dの映画を見て、せっかくなので何かD&D関連パックの統率者を組みたくなりました。
    そんなわけで組んだんですがパウサミではお披露目できないので、公開しちゃおうかなと。

     

    ■レギュレーション

    ・統率者は伝説のみ
    ・EDHとポウパーの禁止カードは禁止
    という縛りです。

     

    コミュニティごとにデッキを変えるのが面倒なので、どのレギュレーションでも参加できるように一番厳しい形にしています。
    そのため、このデッキ自体はこの縛りですが、仮想敵としては禁止全解除も想定します。

     

    ■デッキリスト

    以下からどうぞ。

    デッキリスト

     

    ■カード紹介:統率者

    1:《エメラルドの大ドルイド、ハルシン/Halsin, Emerald Archdruid》
    1:《ギルドの職人/Guild Artisan》

     

    一覧を見ていたら可愛い統率者がいたので、割と即決。通常イラストもショーケース版も良い感じです。
    くまさんで全員ボコりましょう。

     

    背景は、くまさんビートダウンに特化させるならこれかなと。

     

    他に少し考えた候補は以下の通りです。
    ・《クローク森の隠者》:単色化によるデッキパワーの低下が痛いです。
    ・《激励する指揮官》:息切れしやすそう+白だとクリーチャートークンの割合が多くなり除去耐性が下がる
    ・《ドラゴン・カルトの信者》:5/5のドラゴンがいると4/4のくまさんが怯えてしまいます。

     

    ■カード紹介:トークン生成

    ※トークン生成を主目的とするもの。この枠以外の「ついでにトークンが出る」カードは★をつけています。

     

    基本的に、この枠で「クリーチャートークンが2つ出るのみ」は採用対象外としています。
    また、除去耐性のある非生物トークンの優先度が高めです。

     

    1:《煌き売り/Glittermonger》
    1:《溜め込むオーガ/Hoarding Ogre》
    1:《もぎ取り刃/Prying Blade》
    1:《金脈のつるはし/Goldvein Pick》
    1:《儀礼用ナイフ/Ceremonial Knife》

    恒常的にトークンを出し続けられるカード群。
    戦闘を経由しなくてはならないものが多いですが、どうせ《ギルドの職人》サポートのためにアタックしやすくする手段はそれなりに入れるので、噛み合いということで。

     

    1:《予想外の授かり物/Unexpected Windfall》
    1:《大勝ち/Big Score》
    1:《海賊の略奪/Pirate’s Pillage》
    1:《衝動的なこそ泥/Impulsive Pilferer》
    1:《サテュロスの悪知恵/Satyr’s Cunning》
    1:《ドングリの収穫/Acorn Harvest》
    1:《光素のスカラベ/Halo Scarab》

    カード消費無くトークンを複数出せるルーティング系カードと、それと噛み合う墓地からトークン出る系のカード。

     

    1:《軍族童の突発/Hordeling Outburst》
    1:《ゴブリンの戦闘隊/Goblin War Party》
    1:《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher》
    1:《種のばら撒き/Scatter the Seeds》
    1:《狼の獲物/Wolf’s Quarry》
    1:《苗木の移牧/Saproling Migration》

    3体以上のトークンが出る枠。
    全て生物なので全体除去への耐性は低いですが、3体出るなら流石に強いかなと判断してます。

     

    1:《芸術の奨励者/Patron of the Arts》
    1:《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》

    トークンは2体しか出ないものの、除去に強い非生物トークンなので採用した2枚。
    飛行クロックには「もっと強い力で殴り返す」か「許しを請う」しかできないことが多いデッキなので、大きめの飛行ブロッカーはありがたい存在です。

     

    ■カード紹介:《ギルドの職人》補助

    1:《盗み癖/Sticky Fingers》★
    1:《梁町の殴り棒/Beamtown Beatstick》★
    1:《ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums》
    1:《処刑人の頭巾/Executioner’s Hood》
    1:《金色の両翼/Gilded Pinions》★
    1:《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
    1:《蛇の陰影/Snake Umbra》

    ブロック阻害能力や族霊鎧で、アタック宣言をしやすくします。ジェネラルダメージを通す必要はなく、安全にアタック宣言できれば十分なので、こんなもんでいいかなと。《ゴブリン・ウォー・ドラム》はフィニッシュ手段にもなりそう。

     

    全体的に、引いたタイミングで雑に貼るよりも、隠しておいて「貼らないと殴れないけど、貼れば殴れる」状況で有効に貼りたいところです。外套だけは通せる時があればいつでも通したいけど。

     

    ■カード紹介:妨害

    1:《マグマの陥没孔/Magmatic Sinkhole》
    1:《火炎破/Fireblast》
    1:《賭け試合/Prizefight》★
    1:《採掘爆発/Excavation Explosion》★
    1:《肉体の裂傷/Lacerate Flesh》★
    1:《木化/Lignify》
    1:《君は盗みの現場を見られた/You’ve Been Caught Stealing》★
    1:《輝光の推進力/Shiny Impetus》★

    間接的なものを含めた、クリーチャー除去。
    なるべくコントロールするのではなく撲殺する思想で動きますが、ブロッカー排除や本体火力など攻める目的でも使えるので、このくらいあってよさそうです。
    いるのか知らないけど、《ゴリラのシャーマン》1枚で詰むのも悲しいですしね。保険大事。

     

    1:《自然開放/Crack Open》★
    1:《根から絶つ/Root Out》★

    置物破壊。
    どちらもソーサリーなので、コンボなどの妨害としては弱いです。ただ、妨害に対する妨害というか、《黒死病》などこちらが困る置物に対する最低限の保険としては十分機能します。

     

    1:《一瞬の平和/Moment’s Peace》

    無限コンボをごまかす仕事も少しだけできますが、基本的には飛行クリーチャーに対する数少ない対応策としての採用です。

     

    1:《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
    1:《紅蓮破/Pyroblast》
    1:《夜の土/Night Soil》★

    適当に強いカード群。
    《紅蓮破》は抜いて殺意に寄せてもいいかもしれません。まあルーティングで捨ててもいいし、有るのと無いのでは(結果的に引き込めなくても)対青のプレイ体験的な差異もそれなりにある気がしたので、入れています。

     

    ■カード紹介:その他

    1:《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor》
    飛行クリーチャー対策、かつタフネス上昇で殴りやすく。《ギルドの職人》で、ジェネラルが殴れる限り毎ターン4/5到達のブロッカーが2体出ることになるので、飛行クロックも割と止められるでしょう。

     

    1:《酒場流喧嘩殺法/Tavern Brawler》
    赤で唯一「デッキ問わず入れていい」類のカードだと思っています。強い。

     

    1:《火山の猛進/Volcanic Rush》
    インスタントの《踏み荒らし》。
    普通にフィニッシュ手段に使っても強烈ですが、多人数戦においては「他プレイヤー同士のコンバットに介入する」使い方もできるのが魅力的です。

     

    1:《一斉攻撃/Pack Attack》
    弱い代わりにドローできる方。
    ブロック側の被害が変わる意味で、《ギルドの職人》をサポートする意味合いも少しあります。

     

    ■カード紹介:土地

    1:《岡門/Heap Gate》★
    1:《バジリスク門/Basilisk Gate》
    1:《屋敷門/Manor Gate》
    1:《崖門/Cliffgate》
    1:《グルールのギルド門/Gruul Guildgate》

    門シリーズ。
    このデッキでは、《バジリスク門》ではなく《岡門》が主役です。

     

    1:《樹木茂る尾根/Wooded Ridgeline》
    1:《高地の森/Highland Forest》
    8:《森/Forest》
    6:《山/Mountain》
    1:《お菓子の小屋/Gingerbread Cabin》★
    1:《ドワーフの鉱山/Dwarven Mine》★
    1:《グルールの芝地/Gruul Turf》

    基本土地タイプ参照のトークン土地と、ついでにそれを再利用するバウンスランド。

     

    1:《カルニの庭/Khalni Garden》★
    1:《呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursed》★

    単体でトークンを産める土地。
    カルニレッドを名乗れます。

     

    1:《祖先の道/Path of Ancestry》
    1:《統率の塔/Command Tower》
    1:《オパールの宮殿/Opal Palace》
    1:《英雄の鍛錬所/Forge of Heroes》
    1:《砂漠/Desert》

    その他。

     

    ■カード紹介:マナ加速

    1:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
    1:《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
    1:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
    1:《繁茂/Wild Growth》
    1:《明日への探索/Search for Tomorrow》

    1マナ域のマナ加速。シンプルに強いので。
    特にラノエル3種は《祖先の道》とも合います。

     

    1:《ラノワールの幻想家/Llanowar Visionary》
    1:《地下の地下のマイコニド/Undercellar Myconid》★

    大きめのマナクリ。
    《ラノワールの幻想家》は多少フワッとしてますが、まぁ普通に強いしいいんじゃないかなと。

     

    1:《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage》
    1:《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
    1:《耕作/Cultivate》
    1:《スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim》

    土地サーチ系。
    サーチ先は、色マナ捻出もそうですが、後々の《お菓子の小屋》《ドワーフの鉱山》を意識して選びます。

     

    1:《精神石/Mind Stone》
    1:《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》
    1:《ネットワーク端末/Network Terminal》
    1:《統率者の宝球/Commander’s Sphere》
    1:《名誉ある家宝/Honored Heirloom》

    ドローや妨害など、何か追加でできるタイプのマナファクト。
    フルタップで手札をどんどん盤面に還元していくデッキであり、展開した盤面を処理されてしまうと息切れする場合もあるので、2マナのドローできないマナファクト群よりはこれらかなと思っています。プレイ体験的に「暇したくない」という思いがあるのも影響してそうです。

     

    ■カード紹介:マナ確保(非加速)

    1:《輪作/Crop Rotation》
    1:《開門/Open the Gates》
    1:《探検の地図/Expedition Map》
    1:《門を這う蔦/Gatecreeper Vine》

    トークン生産系の土地をサーチします。
    《ナヴィゲーション・オーブ》は流石に重いと判断しました。

     

    1:《エルフの逸脱者/Elvish Aberration》
    1:《果樹園の徘徊者/Orchard Strider》★

    サイクリング系。
    《エルフの逸脱者》は《お菓子の小屋》や《樹木茂る尾根》も持って来られます。

     

    ■ガッツリ調整案

    ・クリーチャートークン系カード全抜き、少し弱くても非生物トークンに寄せまくって、赤の全体除去をガン積み
    ⇒多分こうした方が強いとは思うけど、誰かを詰ませて冷めさせてしまって申し訳なくなるのがPDHのプレイ体験的に微妙に思えて、やめました。このあたりはコミュニティや思想次第だと思います。

     

    ・エンチャントを一部残して全抜きし、エンチャント全体除去をガン積み
    ⇒上と同じです。

     

    ■細かい調整案

    デッキの軸は変えない方の調整案。

     

    <out候補>

     

    1:《光素のスカラベ/Halo Scarab》
    1:《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher》
    1:《芸術の奨励者/Patron of the Arts》
    1:《君は盗みの現場を見られた/You’ve Been Caught Stealing》
    1:《一斉攻撃/Pack Attack》

     

    <in候補:優先度高>

     

    《復讐する狩人/Avenging Hunter》
    《先駆者の松明/Trailblazer’s Torch》
    「イニシアチブのためにブロッカーを立てたくない」という、思想面の理由で抜けているカード。
    飛行は止められませんが、コンボを処す手段として入れてしまっていいと思います。禁止解除なら《奮起させるバード》も。

     

    《ギラプールの歯車造り/Ghirapur Gearcrafter》
    珍しい、空飛ぶ熊を生成できるカード。
    除去耐性が気にかかり採用していませんが、これにしかできない仕事は間違いなくあります。

     

    《ファルケンラスの祝賀者/Falkenrath Celebrants》
    5マナで非生物トークンを2つ出せるファッティという意味で、《多欲なドラゴン》と近いカード。ドラゴンと比べると空を守れない分で劣りますが、十分強いです。

     

    《リスのお喋り/Chatter of the Squirrel》
    単体バリューがアレなので入ってませんが、表裏ともに軽いので地味に小回りが効いて良いかも。

     

    《静穏/Hush》
    サイクリング付きなので、あまり裏目気にせず入れられます。

     

    《改宗獣/Converter Beast》
    表のまま運用することで、非生物トークンが突然9/9のくまさんになります。楽しそう。

     

    《東屋のエルフ/Arbor Elf》
    《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
    森が必ずしも序盤にあるとは限らないので抜けましたが、リスク覚悟で入れるのも大いにアリだと思います。

     

    《芽吹くツタ/Sprouting Vines》
    なんか晴れ在庫が無くて抜けました。普通に強いです。

     

    《拡大鏡/Magnifying Glass》
    色マナが出ない代わりにトークン出せるやつ。チンタラしてはいますが、グダった時に強力です。

     

    <in候補:優先度低>

    《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》
    《ヤング・レッド・ドラゴン/Young Red Dragon》
    《戦利品奪取/Seize the Spoils》
    《クローク森の群れ守り/Cloakwood Swarmkeeper》
    《ジェナシの執行官/Genasi Enforcers》
    《母熊/Mother Bear》
    《玄室荒らし/Vault Robber》
    《呑気な豚使い/Carefree Swinemaster》
    《好戦的な客人/Belligerent Guest》
    《略取するバーバリアン/Plundering Barbarian》
    《血茨/Bloodbriar》
    《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator》
    《武器への印加/Weapon Surge》
    《赤霊破/Red Elemental Blast》
    《古えの遺恨/Ancient Grudge》
    《大量の芽吹き/Sprout Swarm》
    《強行突破/Ram Through》
    《破壊的脈動/Shattering Pulse》
    《クラッシュ/Crash》
    《ブレス攻撃/Breath Weapon》
    《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
    《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth》
    《野蛮な攻勢/Savage Offensive》
    《王神への敬意/Honor the God-Pharaoh》
    《ヴォラックの戦角/Vorrac Battlehorns》
    《怨恨/Rancor》
    《鉄の樹の拳/Fists of Ironwood》
    《ゴンドの存在/Presence of Gond》
    《荒廃した芽ぐみ/Blighted Burgeoning》
    《流砂/Quicksand》

     

    ■おわりに

    おわり。
    パウサミサイドイベントもお楽しみください!

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