Pauperのサイドボードとして採用されうるカードを、メジャーマイナー問わず紹介していく記事になります。
※メジャーかどうかはメタゲームに左右されやすいため。
今回はクリーチャー対策。
選択肢の多い枠なので、今回はその中でも「布告除去」に絞って紹介していきます。
「対象を取る単体除去」「複数体除去」「全体除去」は別枠で。
他の記事はこちら ⇒ まとめページ
採用する場合、大まかに以下が仮想敵になります。
①「対象を取る除去」に耐性のあるデッキ
⇒呪禁オーラ、白単英雄的など
②「対象を取る除去」に裏目があるデッキ
⇒《儚い存在》《命取りの論争》などを使うデッキ
《悪魔の布告/Diabolic Edict》
《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
《肉貪り/Devour Flesh》
全てインスタントなので、例えば強化呪文に対応して打ったり、2体目のクリーチャーを唱えたのを見てから(着地前に)打ったり、何かと融通が効きます。
《肉貪り》は、自分を対象に打ってライフ回復をすることもできるので、薄めですがバーン対策としての役割を持てます。
※日本語版の誤訳に注意!
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
7マナまで届けばアドバンテージも得られる、シンプルに強い布告除去です。
逆に、ゲームレンジ的に7マナに届く見込みの無いデッキであれば、前で紹介したインスタント布告の方がよい場合が多いでしょう。
《神への債務/Debt to the Kami》
少し重いですが、黒でエンチャントに触ることもできるメリットは大きく、黒単ではよく採用されています。
追放なので《若き狼》など布告対策が効かないのも良い感じ。
《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
《発掘》や《儚い存在》など、生物であることにシナジーを見出せるデッキであれば優秀です。
《天界のほとばしり/Celestial Flare》
ちょっと制限付きですが、白だと基本これ一択です。
適当なトークンなどで一緒にアタックに来たら、トークンをブロックしてからダメージ解決後に打つことで通せたりします。うまいこと隙を突きましょう。
《消灯/Curfew》
青ならこれ。
ついでに自分の《呪文づまりのスプライト》を戻せるため、「呪禁生物をバウンスしつつ、そのままスプライトを構えて呪禁生物を打ち消す」ことができたりします。
もちろん他のCIP生物と組み合わせても良し。
2022/08/25 記事作成