Pauperのサイドボードとして採用されうるカードを、メジャーマイナー問わず紹介していく記事になります。
※メジャーかどうかはメタゲームに左右されやすいため。
今回は土地破壊。
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採用する場合、大まかに以下が仮想敵になります。
①土地1枚あたりの単価が高いデッキ
⇒トロンやバウンスランド、もしくは《楽園の拡散》を使うデッキなど
②土地を伸ばしてから本領を発揮するデッキ
⇒各種ミッドレンジ、《バジリスク門》デッキなど
《倒壊/Raze》
コストは重い代わりに、軽い土地破壊。
長い目で見るとアドバンテージを失っているので、展開が遅れている隙に一瞬でゲームを終わらせられるデッキや、生け贄のコストを有効活用できるデッキなどで。
《溶鉄の雨/Molten Rain》
本体火力が馬鹿にならず、テンポ差を活かして”勝ち切る”という土地破壊の意義と噛み合っています。
《石の雨/Stone Rain》
色拘束の少ない《溶鉄の雨》、もしくは5枚目以降の《溶鉄の雨》として。
《地の裂け目/Earth Rift》
フラッシュバック付き…ですが、通常のデッキで使う分には遅すぎて土地を割る前に展開しきられてしまいます。
トロンやランプなど、素早く7マナに辿り着けるデッキでの採用を考えたいところです。
《押し寄せる砂/Choking Sands》
大体《溶鉄の雨》と同じ。
沼を選べませんが、サイドボードとしての採用なら、それが痛い場面は少なそうです。
《腐臭の地/Rancid Earth》
下位互換というわけではありませんが、5枚目以降の《押し寄せる砂》としての採用が比較的多いように思います。
《バジリスク門》の対策という意味では、それと噛み合うタフネス1生物を焼き払えるのは良い感じです。
《邪悪の気配/Evil Presence》
《汚染された地/Contaminated Ground》
黒でないデッキに対して有用。
バウンスランドや《バジリスク門》《ウルザの塔》を沼にしたり、《楽園の拡散》を剥がしたり、サイドからの土地対策としては十分に機能します。
《Thermokarst》
赤や黒と比べるとオマケが弱めですが、単純に3マナ土地破壊は強力です。
《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》
少し重いものの、「土地の枚数差をつける」意味では普通の土地破壊の2倍の働きをしています。
自分の土地を5枚以上に伸ばす価値があるデッキでなら、選択肢に入りそうです。
《広がりゆく海/Spreading Seas》
《邪悪の気配》と同じような効果にドローがついてきました。
単に土地対策としてもそれなりですが、《コーの空漁師》などと組み合わせると更に強烈です。
2022/09/06 記事作成
2022/05/02 《倒壊》《邪悪の気配》《汚染された地》《広がりゆく海》追加