複数のマナが出る壁クリーチャーに自分自身をアンタップする能力を持たせて、無限マナを発生させて勝利するコンボデッキ。
高タフネスなクリーチャーが多く、アグロデッキ耐性や全体除去耐性が高めです。
《幻の漂い》《盾壁の歩哨》によるサーチや、それらとコンボパーツをまとめて拾える《暴走の先導》《紆余曲折》など、コンボパーツを探すカードが大量投入されており、かつ壁クリーチャーのマナ加速でそれらを素早く連打できることによる高い再現性が持ち味です。
基本的にはオールインなコンボデッキですが、このデッキに《乗り込み部隊》《苛立つアルティサウルス》の続唱クリーチャーを足して盤面でも戦えるようにした型もあります。
<PauperMTG対戦動画>
vs レインボーファミリア
vs エルフ
vs ジェスカイコントロール
「エルフ」部族のシナジーを活かした、ビートダウンとワンショットコンボを併せ持つデッキです。
特に《ティタニアの僧侶》や《リス・アラナの狩りの達人》による圧倒的な展開力、《森林守りのエルフ》による異常なサイズの強化、そしてそれらを複数回使える《クウィリーオン・レインジャー》が強力です。
部族特化で強力なデッキが好きな方や、コンボもビートダウンも両面目指せるデッキが好きな方は試してみてよいデッキだと思います。ついでに、旧枠のカードを多く使えるデッキが好きな方にも。
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vs ジェスカイブリンク
vs 壁コンボ
vs ボロスラリー
vs 呪禁オーラ
《授業初日》《朽ちゆくゴブリン》《スカークの探鉱者》のコンボによる無限マナから勝利を目指すコンボデッキ。
キーカードのクリーチャーが両方とも3マナ以下のゴブリンなので、《ゴブリンの女看守》や《発掘》との相性が良好です。《ゴブリンの女看守》を《発掘》で再利用することも可能。
召喚酔いに影響されない無限コンボなので、更地からでもいきなり勝ちに行けるのが楽しいデッキです。
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vs ターボイニシアチブ
vs リスストーム
《陽景学院の使い魔》による青い呪文のコスト軽減を活用し、大量のアドバンテージによる盤面のコントロール、もしくは無限コンボ(無限ライフ+ライブラリアウト、無限トークン、無限切削など)による勝利を目指すデッキです。
《儚い存在》《幽霊のゆらめき》だけでなく、《断絶》も積極的に自分のクリーチャーに唱えて効果を再利用していきます。
コスト軽減や土地のアンタップが絡むこともありプレイの選択肢を考えるのが難しく、コンボルートも様々なものがあり複雑ですが、そういったガチャガチャ系の(EDH的な?)デッキを好む方にオススメです!
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vs 赤単アグロ
vs 白単ウィニー
vs 緑単ストンピィ
vs ブラッドバーン
vs 緑白ゴンド
《戦慄の復活》を最大限に活用するリアニメイトデッキです。
墓地を肥やしながら《戦慄の復活》のフラッシュバックのためのクリーチャーを並べて、《カザド=ドゥームのトロール》のビートダウンや《ロッテスの巨人》の本体火力で勝利します。
《ロッテスの巨人》のための墓地肥やしが噛み合う《骨までの齧りつき》による大量ライフゲインで、相手を絶望させます。
攻めも守りも「大雑把で強烈」なデッキなので、強力なアクションを毎ターン叩きつける爽快感が気持ち良いです。
<PauperMTG対戦動画>
vs 赤単トロン
軽いサイクリング持ちのクリーチャーをガンガン回して墓地を溜め、《忌むべき者の歌》を筆頭とした黒のマナ加速と《墓の刈り取り》の大量アドバンテージを活かして手札をグルグル回し、最終的に《ドラニスの刺突者》の本体ダメージで勝利するデッキです。
基本的には一本気なオールインコンボですが、サイクリングと絡めた《ディハーダの策謀》による大量ライフゲインや、マナ加速から大きいサイクリング持ちクリーチャーを素唱えするなど、相手の攻めや妨害に応じたアクションもある、使いこなせれば地力の高いデッキです。
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vs マイアコンボ
複数体の《マイアの回収者》と《アシュノッドの供犠台》のコンボによって《マイアの回収者》を無限に唱え直し、《嵐の乗り切り》による無限ライフ、《ゴーレムの鋳造所》による無限トークンなどで勝利するデッキです。
アーティファクトを絡めてドローを回すデッキなので、無限コンボが揃わずとも《ゴーレムの鋳造所》でどんどん3/3を展開することができます。
デッキの中身のほとんどがドロー系カードでできており、ガチャガチャしながらデッキを掘ってコンボを揃える動きが好きな方に向いていそうです。
大量の戦闘ダメージ無効化+打ち消し+ライフゲインで延命し続け、その中で伸ばしたマナから《思考の流れ》を叩きつけてライブラリアウト勝ちを目指すデッキです。
他のデッキでは見られない《秘儀の否定》の採用が面白いポイント。相手にカードを引かせることがメリットになりうる点や、自分の《嵐の乗り切り》の本体を打ち消して低リスクでドローを進められる点などが噛み合っています。
「正しいプレイをする」だけでなく「制限時間内に終わらせる」ことを考える必要があり難易度の高いデッキですが、戦闘という勝ち手段そのものを封殺して特殊勝利を目指す、極端な構築思想が面白いデッキです。