青の打ち消しと黒/赤の除去呪文で相手のカードを対処する、クロックパーミッションデッキです。
テンポの良いカード達で盤面を支えながら、《黒薔薇の棘》《真紅艦隊の准将》による統治者ドローを守り切って勝利します。
単体で強いカードを多く採用したデッキですが、《深き刻の忍者》による《ボーラスの占い師》《呪文づまりのスプライト》の使い回しや、《渦まく知識》とデッキシャッフルの組み合わせなど、細かいシナジーも散りばめられています。
ざっくり言えば、青黒は《喪心》《殺し》などがあるので除去の安心感があり、青赤はサイドに《紅蓮破》があるので青いデッキに対して強いというのが、特筆すべき違いになります。
<PauperMTG対戦動画(青黒)>
vs ボロスシンセサイザー
vs 青赤フェアリー
vs 緑黒ペスト
<PauperMTG対戦動画(青赤)>
vs フリッカートロン
vs 青黒フェアリー
墓地が溜まると1マナ5/5として降臨する《トレイリアの恐怖》を素早く展開して、打ち消しで守りながら盤面を制圧するクロックパーミッションデッキです。
青単型と青黒型があり、大まかなコンセプトは変わりませんが除去呪文や相方のクリーチャーが異なります。
クロックパーミッションを名乗るデッキでありながら、引き次第ではアグロを超える速度で相手を叩き潰す速度を出すことができ、爽快感溢れる動きが魅力的なデッキです。
ざっくり言えば、青単の方がタップイン土地がないので押し付けのテンポで勝り、青黒の方が黒の除去呪文や《予想外の牙》によりアグロに強いというのが、特筆すべき違いになります。
<PauperMTG対戦動画(青単)>
vs ステッカーカルドーサ
vs 赤単インパルス
<PauperMTG対戦動画(青黒)>
vs ジェスカイ親和
vs ボロスブリンク
vs 赤単ゴブリン
サイズの小さいクリーチャーを《バジリスク門》で強化して殴る、ミッドレンジデッキです。
序盤は必死でライフを守りつつ、土地がある程度並んだら《バジリスク門》の力で一気に攻勢に回ります。
ライフを詰めてくる相手には《虹色の断片》の軽減や《聖なる猫》の圧倒的回復で絶望を叩きつけ、コントロール相手には除去に強い《戦隊の鷹》や《ギルドパクトの守護者》で攻め切ることができます。
<PauperMTG対戦動画>
vs カルドーサレッド
場に出た時に仕事をするアーティファクトを使い回して戦うミッドレンジデッキです。
特に《実験統合機》と《きらめく鷹》が揃うと、それぞれ1マナとは思えないアドバンテージを稼ぎ出します。
アドバンテージを稼ぐだけでなく、飛行クリーチャーや《稲妻》で相手のライフを詰めるのも得意なのが面白いポイントです。
コントロールのように守っていると思ったら、突然殴ってきて複数の本体火力でゲームが終わることもしばしば。
基本のボロス型と、デッキに噛み合う強力なカードとして《税血の刃》《命取りの論争》を採用したマルドゥ型があります。
ボロス型の方が序盤中盤のテンポで勝り、マルドゥ型の方がマナが伸びてからのアドバンテージ(特にコントロール力)で勝る印象です。
<PauperMTG対戦動画(ボロス)>
vs ウーズ
vs 青黒フェアリー
vs 青黒感染増殖
vs ボロスシンセサイザー
<PauperMTG対戦動画(マルドゥ)>
vs カルドーサレッド
《東屋のエルフ》《楽園の拡散》によるマナ加速と《Thermokarst》《ムウォンヴーリーの酸苔》など土地破壊呪文を併用し、相手とマナ差をつけたところで重量級クリーチャーを叩きつけるランプデッキです。
特に《復讐する狩人》は、相手がクリーチャーを展開したり打ち消しを構えたりする前に叩きつけられれば、それだけで勝負を決めることもあるほど強力です。
相手のデッキが機能不全に陥ってイージーウィンできる場合がある点や、単純にランプデッキとしてファッティを連打する気持ち良さが魅力です。
《乗り込み部隊》や《ブレス攻撃》があり安定感のある緑赤型に加えて、《カザド=ドゥームのトロール》《死体発掘》のリアニメイトプランを組み込んだ緑黒型も存在します。
白単の軽量クリーチャーを大量に横並びさせ、《護衛の誓約》の全体強化で勝ち切る、ウィニーデッキです。
特に《戦隊の鷹》《金切るときの声》は、1枚のカードを起点として4枚の飛行クリーチャーを展開できる、このデッキの攻めの軸となるカードと言えます。
《虹色の断片》や《月皇の古参兵》のライフ回復、警戒持ちの《民兵のラッパ手》、大量の飛行クリーチャーなど、様々な面で「ライフレース」に特化しており、その土俵で戦ってくる相手には滅法強いデッキになっています。
<PauperMTG対戦動画>
vs リビングエンド
vs グリクシス親和
vs 青白ファミリア
場に出た時に仕事をするクリーチャーを《儚い存在》で再利用する、白黒のミッドレンジデッキです。
クリーチャーでアドバンテージを稼いで黒い除去で相手を捌く、王道なフェアデッキで、昔のパウパーを遊ばれていた方には「黒単信心に近い」というと伝わりやすいかもしれません。
マナ加速をするわけでもなく、フェアにアドバンテージを稼いで5マナ域のファッティをガンガン叩きつける動きは、意外とパウパー界では珍しい部分だったりします。
<PauperMTG対戦動画>
vs 青黒フラクタル
vs ナヤブリンク
《バジリスク門》の活用にかなり特化したゲートデッキです。
《門を這う蔦》が特徴的で、4枚しか採用できない《バジリスク門》をサーチする手段でありながら、《儚い存在》や《コーの空漁師》で使い回してアドバンテージを稼ぐ手段にもなります。
カウゲートと比べて、メインフェイズにどんどん動いて押し付けていくデッキなので、「《バジリスク門》は使いたいけど、ガンガン自分から攻めるデッキを使いたい」という場合にオススメです。