2022年9月 Pauper 禁止/制限更新 翻訳文

  • 2022.9.20
    その他
    PauperMTG

    Gavin Verhey氏による禁止/制限更新の告知文の日本語訳を掲載致します。
    Gavin氏了承のもとPauperMTGにて翻訳いたしました。

     

    告知日:(太平洋時間)2022年9月19日

    ・《アーラコクラの隠密/Aarakocra Sneak》禁止
    ・《物騒なバトルレイジャー/Vicious Battlerager》禁止
    ・《奮起させるバード/Stirring Bard》禁止
    ・《アンダーダークの探検者/Underdark Explorer》禁止

     

    発効日(Magic Onlineと卓上):(太平洋時間)2022年9月19日の正午にMagic Onlineに適用されます。

     

    フォーマット別の全禁止・制限カード一覧は、公式サイトをご確認ください。

     

    はじめに

    おはよう! ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのGavin Verheyです。
    マジックのカードを作ることに加えて、私はパウパー・フォーマット・パネル(PFP)のメンバーであり、Pauper禁止リストについて勧告を行うグループの一人です。

     

    今日は委員会全員を代表して、皆さんに大事なアップデートをお届けします。
    全員一致で合意したPauperの変更点だけでなく、このフォーマットの現状について、そして将来について考えていることをお話ししたいと思います。

     

    説明することがたくさんあるので、さっそく始めましょう。

     

    統治者のようなメカニズムに関して

    Pauperはコモンだけがリーガルであるフォーマットです。しかし、それは「強力でない」という意味ではありません。
    《対抗呪文》《稲妻》《渦まく知識》は、このフォーマットで見つけられるカードです。
    しかし、存在するもののギャップと、それを埋めるための解決策は、このフォーマットを面白くする一部なのです。

     

    そして、時間をかけてアドバンテージを生み出すカードに関して言えば、このフォーマットには価値を生み出すエンジンがあまり存在しません。
    プレインズウォーカーのような、長く続くゲームに恩恵を与えるものは、コモンには現れません。

     

    しかし、最大のバリュー・エンジンの1つは、『コンスピラシー:王位争奪』からデビューした《統治者》です。

     

     

    多人数戦用のメカニズムとしてデザインされたものの、コモンでの1対1のプレイでは自分だけの《吠えたける鉱山》を持つことができます。
    もちろん、攻撃されなければの話ですが!
    これは歴史的に、ボロス統治者のようなPauper独自のデッキをいくつか生み出してきました。
    このデッキは今ではあまりプレイされていませんが、今でもとても印象深いものです。

     

    しかし、その線引きは非常に慎重なものです。
    統率者レジェンズが登場したとき、それに伴って《失墜》が登場しました。
    この3マナの除去呪文は《統治者》を与え、結局このフォーマットではどこにでもあるものになってしまいました。
    これは絶対に禁止されなければなりませんでした。
    多くの人が統治者を持つことはクールだと言うでしょうが、《失墜》のような強力な統治者を持つことはクールではありません。

     

    『統率者レジェンズ: バルダーズ・ゲートの戦い』

     

    このセットは、イニシアチブ・メカニズムを備えていました。
    これは統治者と似たような機能を持ち、恩恵の経路が異なります。
    すぐに、統治者の系譜であることから、Pauperプレイヤーの目を引きました!
    物流上の理由からMagic Onlineではすぐに使用できませんでしたが、現実のイベントでも登場するようになり、このメカニズムに対するフィードバックは概ね好意的なものでした。
    何人かは、統治者よりも楽しい可能性があると挙げています。

     

    最終的に、プレイヤーからの十分な指摘と、フォーマットの一部になるという十分な証拠の後、MTGOチームは(彼らには脱帽です)Magic Onlineに導入することに成功しました。
    これは約2週間半前のことです。
    さて、この時点までは、このイニシアチブについてかなり前向きなものでした。

     

    しかし、Magic Onlineに登場することで、カードは事実上一晩で限界まで追い込まれることになりました。
    週末に世界各地のPauperイベントで行われていたものが、24時間体制で行われているLeagueに移行したのです。
    そしてイニシアチブの場合、それは、少ししか現れなかった”新しくてクールなもの”から…大量に現れたものへと移行することを意味しました。

     

    イニシアチブの問題に関して

    本題に入りますが、この2週間半でPauperフォーマットはイニシアチブ問題を成長させました。
    このメカニズムがあちこちに現れているのです。
    例えば、《アーラコクラの隠密》と《物騒なバトルレイジャー》を採用したフェアリーなど、何年も前から確立されているデッキだけでなく、それぞれが4枚と《アンダーダークの探検者》4枚をプレイする新しい「ターボ・イニシアチブデッキ」も礎として登場しました。

     

     

    そして、これらのカードを4ターン目にフェアに唱えるだけではありません。
    先に述べたように、すべてのコモンは依然として非常に強力です。
    そして、デッキはこれらをできるだけ早く出すために《暗黒の儀式》や《水蓮の花びら》をプレイするようになりました。
    多くのデッキは1ターン目にイニシアチブ・カードを着地させ、それだけでメカニズムに乗り勝利することを目指しています。
    統治者の場合は、ただ追加のカードを引いただけでした。
    しかし、イニシアチブはより積極的に、あなたのクリーチャーを素早く成長させ、追加の5ダメージを与え、そして最終的には別の巨大なクリーチャーを手に入れることができます。
    それらはすべて、このメカニズムを雪だるま式に早く成長させる要因です。

     

    UBフェアリーというデッキは何年も前から中核も戦略も一貫していましたが、突然《暗黒の儀式》4枚と最大8枚のイニシアチブを採用していることは、このフォーマットの状況をかなり物語っています。
    「1ターン目か2ターン目に《暗黒の儀式》をプレイしてカードを1枚唱えれば、おそらくそのカードがゲームに勝つ」という戦略が強力かつ広く普及しているフォーマットには、問題がある可能性があります。そしてここでは、それが当てはまります。

     

    リーグデータとチャレンジの結果を掘り下げ、フォーマットを分析し、イニシアチブ・メカニズムを持つカードのいくつかを禁止します。
    イニシアチブを持つコモンカードは全部で7枚あります。我々はこの7枚のカードの運命について、多くの時間を費やして議論してきました。それを順を追って説明しましょう。

     

    7枚のイニシアチブカードをすべて禁止すればいいのか?

    私たちはこのことについて何度も話し合いました。
    そして私たちの結論は「ノー」でした……今のところは。
    統治者がフォーマットに立体感を与えたのと同じように、少量のイニシアチブがフォーマットにあることで実際にデッキが生まれ、戦略が開ける可能性があるのです。
    私たちは皆、これが起こるのをリアルタイムで見てきました、フォーマットに少量のイニシアチブがあったとき、ペーパーでしか使えなかったとき、それは一般的に楽しいと言われていました。
    それが問題になったのは、オンラインに移行し、あらゆる場所に押し出されるようになってからです。

     

    しかし、今日のアップデートの後、我々は必要であればより多くのカード、あるいはすべてのカードを禁止することを恐れていません。
    我々は問題を引き起こす可能性が最も高いと思われるものを除外し、その後フォーマットがどうなるかを見たいと考えています。
    我々はイニシアチブがある程度は現れるが、どこでもそうなるわけではないことを望んでいます。

     

    では、それを達成するための話をしましょう。

     

    どのカードを禁止すべきか?

    どれにするか、イニシアチブを取るために費やす適切なマナの量について、私たちはたくさん話し合いました。
    そして、我々はこのメカニズムに線引きをすることにしました。
    我々の線引きはこうです。「4マナのイニシアチブを取るクリーチャーは禁止」。

     

     

    特に《暗黒の儀式》のようなカードの存在を考えると、4マナは唱えやすいし、フェア・デッキであってもその1ターンは本当に大きな違いを生むのです。
    これは《アーラコクラの隠密》《物騒なバトルレイジャー》《奮起させるバード》に該当します。
    最初の2枚は非常に理にかなっており、明らかにこの問題の一部です。

     

    《奮起させるバード》については何度も話しています。
    0/4の防衛であるこのカードは、まだあまりプレイされていないようです…多少はプレイされてはいますが。

     

    しかし、我々の予測は2つあります。
    まず、他の優れた4マナがなくなったことで、人々は《奮起させるバード》に目を向けるでしょう。
    これは攻撃はしませんが、《物騒なバトルレイジャー》がするのと同じように、人々があなたのイニシアチブを取るのをかなりうまく妨害してくれるのです。
    赤は儀式(マナ加速)を持つ色でもあり、1ターン目か2ターン目に加速することができます…《暗黒の儀式》より難しいことは認めますが。

     

    第二に、問題の一部は密度です。
    我々はいくつかのイニシアチブカードを残しており、それらをたくさん使ったデッキを作ることができるということは、これが問題になる可能性を高くするのです。

     

    私は特に4マナのクリーチャーを禁止すると言ったことに注意してください。《先駆者の松明》は残しています。

     

    これはどんなデッキにも入れることができますが、イニシアチブを取り戻そうとするための体を与えてくれませんし、防御する能力を与えてくれるわけでもありません。
    もしあなたのデッキが《先駆者の松明》を儀式から出すことを中心としたデッキであれば、対戦相手は1マナ域をプレイしてあなたからそれを奪うのはとても簡単です。
    今後もこのカードには注目していきたいですが、クリーチャーが付かないというのは非常に意味のある違いです。

     

    残る3枚の注目カードは、5マナです。
    《ゴライアスのパラディン》、《アンダーダークの探検者》、そして《復讐する狩人》です。

     

     

    《ゴライアスのパラディン》はまだあまりプレイされておらず、《先駆者の松明》と並んで最も安全なカードに思えました。
    《ゴライアスのパラディン》は回避能力を持っていません。
    白は、イニシアチブをおそらくフェアに使える色です。我々はこの1枚を残すことにしました。

     

    次は《アンダーダークの探検者》です。
    こちらは密度の問題もありますが、すでに問題になっています。
    我々はこれが残るべきか、それとも大いに去るべきかを話し合いました。
    この脅威はブロックで対処するのも非常に困難です。
    たとえ接死などを持っていたとしても、この5/3がイニシアチブからすぐに7/5に成長するのを対処することはできないのです。

     

    しかし結局のところ、このカードに対する最大の打撃は、《暗黒の儀式》と同じ色であることでしょう。
    《暗黒の儀式》2枚とこのカードを含む開幕の手札は、《稲妻》をすぐに持っていない限り、ゲームを完全に終了させる可能性が高いのです。
    私たちの目標の一つはイニシアチブを減らすことであり、このような非インタラクティブな開幕を考慮し、私たちは今回《アンダーダークの探検者》を禁止することにしました。

     

    最後は《復讐する狩人》です。
    これはおそらく、私たちが最も議論したカードでしょう。
    スタッツだけなら《アンダーダークの探検者》より強力です。

     

    しかし、このカードには多くの背景があります。
    このカードは緑であって黒ではないので、最初のターンにこれを出すには、本当に驚異的な《水蓮の花びら》のドローが必要です。
    さらに、緑ミッドレンジはPauperで繁栄するのが非常に困難なデッキです。
    最近、土地破壊と続唱を採用した赤緑デッキが登場しましたが、一般的にミッドレンジは厳しい時を過ごしてきました。
    これは、その存在を助けるために必要なツールである可能性があります。
    統治者カードである《トレストの随員》は、本当に十分な力を発揮していません。

     

    自然なマナ加速は緑にあります。
    《暗黒の儀式》で1ターン目に爆発させる代わりに、エルフ達や《楽園の拡散》の背後で3ターン目くらいにそれを暴れさせようとすることができるのです。
    それでいいのでしょうか?
    試してみる価値はあると判断しました。

     

    しかし、そう遠くない未来に戻ってきて、このカードも禁止しなければならないかもしれないことは完全に認めています。

     

    一方で、今禁止してしまうと、このカードがこのフォーマットにとって良いものになり得たかどうかが分からなくなってしまいます。
    そして、そのテストを行う価値はあると思っています。
    これは《アンダーダークの探検者》とは異なり、その実験の行き着く先はなんとなくわかっています。
    プレイされないか、あるいは《暗黒の儀式》を使った黒のコントロール・デッキで加速されるかのどちらかでしょう。

     

    最後に、もちろん《ゴライアスのパラディン》も《復讐する狩人》も《暗黒の儀式》の影響を受けやすいということを指摘しておきましょう。

     

    黒白や黒緑をプレイして、2ターン目に1枚着地させようとすることはできます。
    しかし、それを実現するには、《暗黒の儀式》と《アンダーダークの探検者》をどの黒のデッキにも入れるのとは異なり、より多くのセットアップとデッキ構築コストが必要になります。
    そして、もしそのようなデッキが優勢になった場合、もちろん私たちは対策を講じるつもりです。

     

    要約すると、私たちは《アーラコクラの隠密》《物騒なバトルレイジャー》《奮起させるバード》《アンダーダークの探検者》を禁止しています。
    《復讐する狩人》《ゴライアスのパラディン》《先駆者の松明》は残します。

     

    このどれもが必ずしも永遠ではありません。
    私たちの希望は、これで少しはイニシアチブがありながら、はるかに偏りのないフォーマットが生まれることです。
    しかし、禁止が行われ、新しいフォーマットが始まるまで、本当のところはわかりません。
    私たちは、これがこのフォーマットに何をもたらすのかに細心の注意を払うことになるでしょう。
    このようなイニシアチブ・カードが至るところでプレイされ続けるようであれば、私たちはおそらく10月末までに追加措置を講じるでしょう。

     

    イニシアチブ以外のアーキタイプに関して

    今日はアップデートをお伝えしている間に、もう2つお話したいことがあります。

     

    1つ目は「親和」です。私たちは過去1年間にこのデッキから複数のカードを禁止しましたが、今もかなりの数で現れ続けています。
    コミュニティでは、このデッキを見直すよう多くの要望があったことを知っています。

     

    そこで、私たちはそれを実行しました。
    このデッキがどうなっているのか、そしてカードを禁止すべきかどうかを調べました。
    現在のフォーマットだけでなく、イニシアチブ以前のフォーマットのデータも調べました。
    イニシアチブが状況を歪めているのは確かですから。

     

    そして分かったことは、最も人気のあるデッキの1つでありながら、このフォーマットで成功している他のデッキと比較して勝率が低いということです。
    ミラー以外の勝率は50%をはるかに超えていないのです。
    多くのプレイヤーが親和にヘイトカードを詰め込んでいることが、この勝率の一因である可能性は否定できません。
    しかし、他のいくつかのトップデッキにも同じことが言えます。

     

    私たちは現時点では行動を起こしていませんが、「親和」を注意深く観察し、今後どのようになるかを見守り続けます。
    プレイ頻度の高いデッキであり、大きなトピックであることは承知しています。

     

    最後に、もう1つだけコミュニティに提起したいことがあります。
    これから行うような将来の禁止に関する議論に参加させるのは少し異例ですが、コミュニティがどのように感じているかを理解することは非常に重要だと感じており、本当に議論を展開したかったのです。

     

    《暗黒の儀式》のような、マナ加速呪文に関して

    イニシアチブは、それ自体でいくつかの問題点を抱えています。
    しかし、おそらく最大の問題は、《暗黒の儀式》から早く出てきて完全にゲームを終わらせてしまうことでした。
    マジックの歴史を見ると、我々は何年も《暗黒の儀式》を禁止せず、代わりに他のカードを禁止していた時期がありました。

     

    しかし、結局のところ、問題はそれらのカードにあるのではなく、《暗黒の儀式》にあるのだということがはっきりしたのです!
    2000年、《暗黒の儀式》はあまりにも早くカードを使用可能にしたため、最終的にエクステンデッドで禁止されました。

     

    イニシアチブについて語るとき、《暗黒の儀式》がよく出てくることにお気づきでしょう。
    実際、《アンダーダークの探検者》が禁止された一方で《復讐する狩人》が残ったのは、それが大きな理由です。
    そして、過去数年のPauperを見てみると、《電位式リレー》や 《騒鳴の嵐》のように、《暗黒の儀式》は他の禁止カードに拍車をかけています。

     

    この議論の中で、我々は《暗黒の儀式》を禁止することを話し合いました。
    しかし、私たちは2つの大きな理由で保留にしました。

     

    まず、《暗黒の儀式》以外のイニシアチブに問題があることは明らかでした。
    フェアにプレイしても、非常に強いのです。私たちはこの2つを一緒にしたくはなかったのです。

     

    第二に、多くの人々にとって、《暗黒の儀式》がPauperでリーガルであることは重要だと思います。
    このような、非常にパワフルであり、強力なフォーマットを彷彿とさせるコモンのカードは、このフォーマットを成り立たせている礎となるものです。
    あなたはこれらすべての強力な呪文にアクセスすることができ、その多くは懐かしく、愛されているものです。
    《稲妻》《渦まく知識》……そして《暗黒の儀式》です。
    ストームのようなデッキが登場するのはクールだと思います……あまり登場し過ぎない限りは、ね。
    《暗黒の儀式》を禁止することは、このフォーマットの準基礎的なカードであるため、非常に大きな意味を持つでしょう。

     

    しかし、《暗黒の儀式》を放置すること、そしてそのようなカードがリーガルであることがこのフォーマットに与える影響を否定することはできません。
    《暗黒の儀式》の効果によって問題が発生するのは、今回が最後ではないでしょう。
    そこで、私たちはコミュニティにこの問題を公開したいと思いました。

     

    あなたはどう思いますか?
    この種の効果はPauperでリーガルであるべきでしょうか?
    それとも、ゲームにならないものを生み出したり、これらのカードが禁止される原因になったりすることに不満を感じますか?
    下のコメントで教えてください(編注:youtubeコメント欄のことと思われます)。
    このフォーマットに対する私たちの今後の考え方に大きな影響を与えるでしょう。

     

    おわりに

    さて、これでPauperに加えられる変更と、いくつかの更新は終了です。
    これら変更後のリーグがどのようなものになるか、私は楽しみにしています。

     

    また、イニシアチブに関わる短期的なアップデートが必要な場合は、10月末までにご連絡いたします。
    ウィザーズのチームは通常通りそれらのフォーマットを監視していますが、PFPは独自のペースで進行しています。

     

    これらの変更は本日、太平洋時間の正午頃にMagic Onlineで適用される予定です。
    さあ、飛び込んでバトルを始めましょう!

     

    このフォーマットに関するたくさんのご意見ありがとうございました!
    また近いうちにお話ししましょう。
    それまでは、Pauperのプレイを楽しんでくださいね!

     

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    翻訳文は以上です。
    ご意見等はGavin氏 Youtube動画のコメント等へお願い致します。

     

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