白単昇殿サイボーグ

  • 2021.10.8
    デッキ紹介
    OONS

     

    ■デッキリスト

    画像付きリスト・MOリスト

     

    ・土地(と、土地のようなもの)

    11:《平地/Plains》
    4:《古えの居住地/Ancient Den》
    2:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
    2:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》

     

    ・クリーチャー(と、クリーチャーのようなもの)
    4:《献身的な補充兵/Ardent Recruit》
    4:《短角獣の歩哨/Snubhorn Sentry》
    4:《ジンジャーブルート/Gingerbrute》
    4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
    4:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
    4:《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
    4:《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser》
    4:《祖先の刃/Ancestral Blade》
    2:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
    3:《捜索隊の隊長/Search Party Captain》

     

    ・呪文
    4:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》

     

    ・サイドボード
    3:《未達への旅/Journey to Nowhere》
    2:《光糸の場/Lumithread Field》
    2:《Holy Light》
    2:《塵は塵に/Dust to Dust》
    2:《断片化/Fragmentize》
    2:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
    2:《亡霊招き/Beckon Apparition》

     

    ■概要

    単色アグロのテンポと1/3/3のサイズを活かして戦うアグロデッキです。

     

    《短角獣の歩哨》の昇殿達成にはちょっと手間がかかりますが、《皮剥ぎの鞘》《スレイベンの検査官》など「1枚から1つのパーマネントが出るカード」で達成できます。
    それらが、出すパーマネントの片方がアーティファクトであるため金属術とも噛み合い、デッキパワー以上に「美しさ」が際立つデッキなように思います。戦う芸術品。

     

     

    ■強みと弱み

    高速での面展開と、装備品による息の長さが魅力です。

     

    ただ、息が長いとはいえ直接的なアドバンテージ手段は皆無なので、生物を処理され切ってしまうと詰むのが欠点です。

     

    また、息の長さと中盤以降のサイズ勝負に力を振り分けている分、序盤の速度では他のアグロに劣るため、《石角の高官》ブリンクや《一瞬の平和》などロック系の戦術に間に合われてしまう場合も多く、ジェスカイやトロンなどは苦手です。

     

    ■主要カード紹介

     

    《献身的な補充兵/Ardent Recruit》
    《短角獣の歩哨/Snubhorn Sentry》
    《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser》

     

    主役の3/3シリーズ。
    自分の宗教的なところとして「アグロの生物は《ボーラスの占い師》(1/3)を踏み越えるサイズもしくは回避能力が必要」というのがあります。
    3/3だと、それに加えて《焦熱の連続砲撃》も耐えられるようになるのが大きく、Pauperのアグロ対策に強い理想的なサイズと言えます。
    白だと《光糸の場》で《稲妻》を耐えられるようになるのも嬉しいところです。
    ※少し前は《コーの空漁師》を踏み越えられるのも魅力でしたが、最近は彼の姿を見かけません。どこに行ってしまったんでしょうか。

     

    こういったデッキによくいる《宮廷のホムンクルス》を採用していないのも、そういう理由があります。

     

     

    《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
    《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
    《祖先の刃/Ancestral Blade》

     

    昇殿&金属術と噛み合う、「1枚からアーティファクト+生物が出る」シリーズ。
    そこまでコスパ悪くない軽量生物としてクロックに貢献しつつ、中盤以降も腐りません。

    また、全てCIP能力なので、《コーの空漁師》との噛み合いも魅力的です。

     

     

    《ジンジャーブルート/Gingerbrute》
    《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
    《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》

     

    アーティファクトの高速展開に寄与。
    《献身的な補充兵》の2ターン目3/3パンチの期待値を高めます。

     

    ■調整候補

    《殉教者の魂/Martyr’s Soul》
    今回は新弾カードを使うために《捜索隊の隊長》に枠を譲りましたが、デッキとして速度に寄せるならこのカードも強烈です。
    0/3/2として見ても、ちょっと出しにくい5/4として見ても、昇殿要素とアグロ要素の両方と噛み合います。

     

    《きらめく鷹/Glint Hawk》
    生体武器を戻してアドを取っても良し、マナスクリュー時に《古えの居住地》を戻して置き直し0/2/2飛行として出しても良し。
    《皮剥ぎの鞘》は単純に戻すとトークンが死んでしまうので、強く使える場面が多くないと判断しアウト。
    昇殿要素と微妙にアンチシナジーなのも引っ掛かります。

    とはいえ、スペック優秀で装備品との噛み合いも良いので、調整の際は常に頭の隅に置いています。

     

    ■おわりに

    《短角獣の歩哨》は昔から気になっていたので、やっと形にできて心が晴れやかです。
    気持ち良くガチャガチャ展開してあとは殴るだけのデッキですが、中盤以降も装備品の付け替え判断やコンバットなど意外と考える余地が多く、ちょっとリミテ感のある試合展開が好きな方に合うデッキだと思います。

TOP

© Copyright pauperMTG.com