Pauper有名デッキ紹介(2024/03) -アグロ編-

  • 2024.3.8
    デッキ紹介
    OONS

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    ■カルドーサレッド

     

    シンプルに強い軽量クリーチャーによる速攻ビートダウンと、火力呪文による本体バーンの二軸を持つ、アグロデッキです。
    単純に速いだけでなく、《実験統合機》を筆頭としたアドバンテージカードによる継戦力もあり、全体除去やライフ回復などのアグロ対策も乗り越えて勝ち切る力があります。

     

    その時期ごとに流行りがありますが、構築によってはドローソースになるカードを12枚採用していたり、逆にマナ加速を採用して初速に寄せ切っていたり、メタゲームに合わせて速度と継戦力のバランスを調整できる選手層の厚さも魅力です。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs マルドゥシンセサイザー
    vs カウゲート
    vs カルニブラック ※《水蓮の花びら》入り速攻型
    vs 青単テラー ※《________ Goblin》入り爆発力重視型
    vs 黒単サクリファイス
    vs 黒単ゲート

     

    ■きらきら親和

     

    《きらきらするすべて》の爆発力が魅力の、アーティファクト・アグロデッキ。
    《金属ガエル》《マイアの処罰者》などアーティファクトシナジーのあるクリーチャーを高速展開するアグロとして動きつつ、《きらきらするすべて》の圧倒的サイズで駆け抜けます。

     

    型によって動きは異なりますが、《バネ葉の太鼓》やアーティファクト土地と親和能力を絡めて異常な高速展開をしてみたり、ブロックされない《ジンジャーブルート》に《きらきらするすべて》をつけてみたり、《物読み》《実験統合機》などで手札を補充しながら《マイアの処罰者》を0マナでそのまま唱えてみたり、様々な理不尽アクションを取れる爽快感が気持ち良いデッキです。

     

    なお、白青のタイプと白青赤のタイプがあり、その中でもプレイヤーによって構築や戦略に幅があるので、様々なデッキリストを漁ってみることをオススメします。
    個人的には、ある程度丁寧に攻めたい人は白青、パワフルに押し付けたい人は白青赤が合いそうな気がします。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 青黒テラー ※赤入り
    vs スリヴァー ※赤抜き

     

    ■呪禁オーラ

     

    呪禁能力を活かしたアグロデッキ。
    強力な代わりに「つけたクリーチャーを除去されるとカードを損してしまう」ことが欠点のオーラ・カードを、除去呪文を受け付けない呪禁クリーチャーに大量に重ね貼りして、圧倒的なサイズで相手をなぎ倒します。

     

    除去呪文が効かないだけでなく、《天上の鎧》の圧倒的サイズ+先制攻撃や《怨恨》のトランプルによって相手のブロッカーも無視でき、《アルマジロの外套》の回復能力で相手のアタッカーすら無視できるので、自分のやりたいことを一方的に押し付けられるのが魅力です。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs エッグトロン
    vs エルフ

     

    ■青単フェアリー

     

    軽量のフェアリーと忍者を守りながら殴り切る、アグロとクロックパーミッションの両方の性質を持つデッキ。

     

    忍者たちの能力でフェアリーを手札に戻すことで、フェアリーが戦場に出た時の能力を何度も使い回せるのが、このデッキの難しい部分でもあり面白い部分です。
    フェアリー以外にも《浜墓荒らし》を使い回すことでコンバットトリックにもなったり、忍者以外にも《断絶》で自分のカードを手札に戻して使い回したり、常に選択肢が多いデッキなので「アグロを使いたいけど細かいやり取りも楽しみたい」人におすすめです。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 白単ヒロイック
    vs ボロスシンセサイザー
    vs 緑単ストンピィ
    vs 青単フェアリー

     

    ■ステッカーストンピィ

     

    「クリーチャーのサイズを(半)永久的に上書きする」という、サイズ変更ステッカーの能力を活用するアグロデッキです。
    《Finishing Move》を唱えることで、《若き狼》を5/1にすることで死後も6/2として帰って来るようにしたり、《巣の侵略者》のオマケの0/1トークンが突如4/2になったり、《安寧砦の精鋭》が何度死んでも帰って来るアタッカーになったり、他のデッキでは見られない特殊な挙動が持ち味です。
    ※ステッカールールの詳細はこちらから!⇒コラム

     

    コンボデッキというわけではなく、長年Pauper環境に存在した「緑単ストンピィ」にステッカー要素をプラスしたデッキなので、ステッカー要素を引けずとも完成されたアグロデッキとして振る舞える安定感があります。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 黒単サクリファイス
    vs アブザンフード

     

    <PauperMTG対戦動画> ※非ステッカー
    vs 白青増殖
    vs ブラッドバーン
    vs 青白ファミリア
    vs 青単
    vs フラクタルパズル
    vs 青単

     

    ■スリヴァー

     

    並べれば並べるほど強くなる「スリヴァー」部族によるビートダウンデッキです。
    特に、12筋肉と呼ばれる全体に+1/+1修正を与えるスリヴァー3種や、圧倒的な展開力を与える《彩色スリヴァー》、それらのスリヴァーを継続して供給する《紆余曲折》などにより、単純な地上の殴り合いにおいては圧倒的な制圧力を持ちます。

     

    単純な脳筋ビートダウンだけでなく、《悪性スリヴァー》による毒殺、《刃背スリヴァー》による本体バーン、《狩人スリヴァー/Hunter Sliver》によるコントロールなど、様々な攻め手を相手によって使い分ける柔軟性も楽しいデッキです。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 青白親和
    vs 同盟者
    vs マルドゥ統治者

     

    ■ブラッドバーン

     

    少数精鋭のクリーチャーと大量の本体火力呪文で相手のライフを削り切る、バーン系のデッキです。
    「マッドネス」能力を持つカードと「引いて捨てる」「捨てて引く」ルーティング系カードを組み合わせることで、手札を枯らすことなく本体火力を唱え続けることができます。

     

    息切れせずカードを供給できるため、相手によってはクロックパーミッションのような振る舞いや、コントロールのような振る舞いなど、様々なプランを検討できるのも面白いデッキです。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 緑単ストンピィ
    vs 青白ファミリア

     

    ■黒単バーン

     

    黒単タイプのバーンデッキです。
    単なるバーンではなく、ライフを吸い取る呪文が多いので、アグロなどライフを削ってくる相手に強いのが魅力です。
    例えば《君主の一噛み》や《血管の施し》は、本体に撃たれた《稲妻》を実質的に打ち消しながら相手に《稲妻》を打ち込むようなカードです。

     

    バーン系デッキは《水流破》《青霊破》や《虹色の断片》が障壁になります(赤単バーンが最近いない原因の一つ)が、このデッキは赤くなく、呪文もダメージではなく「ライフを失う」なので、それらをすり抜けられるのが面白いポイントです。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 続唱トロン ※ならず者型

     

    ■白単英雄的

     

    《ラゴンナ団の先駆者》など英雄的能力を持つクリーチャーに、オーラなどの呪文を唱えて巨大なアタッカーを作るデッキです。
    族霊鎧を持つ《ハイエナの陰影》や、プロテクションを持たせる《慈善の祝福》で守りながらサイズを上げ、《天上の鎧》《きらきらするすべて》で圧倒的なサイズに仕上げて殴り切ります。

     

    巨大化させた《熟達の刃の精鋭/Deftblade Elite》の挑発能力で相手のクリーチャーを殲滅するコントロールプランもあったり、インスタント呪文や瞬速オーラが多少入っていたり、意外と小回りが利く(プレイングが出やすい)デッキです。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 青単フェアリー

     

    ■赤単ブリッツ

     

    《窯の悪鬼》などインスタント・ソーサリーを唱えるたびパワーが上がるクリーチャーを並べ、実質0マナの呪文やドロー付きの軽量呪文などを連打して一気に決める、ワンショット系のデッキです。
    マナ加速も絡めて速度に振り切った型や、ドロー系のカードを増やして継続的なクリーチャー供給に寄せた型など、時期によって流行りがあります。

     

    他フォーマットでも活躍の経験がある《ティムールの激闘》などを絡めた、圧倒的なサイズによるワンショットの爽快感が魅力です。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs エスパーゲート
    vs 裏返しコンボ

     

    ■感染

     

    《ぎらつかせのエルフ》など感染持ちクリーチャーを強化して、毒ダメージ10点による勝利を目指すデッキです。最速で2ターンキルも可能です。
    シンプルにワンショットの速度に寄せる場合は緑単、強力な《荒廃の工作員》や《Embiggen》とのコンボになる《遺物の咆哮》などを使いたければ緑青、の二通りがあります。

     

    《嵐の乗り切り》や《水流破》《青霊破》によるアグロ対策を無視できる点と、ブリッツと同様にワンショットが綺麗に決まった時の爽快感が魅力です。

     

    <PauperMTG対戦動画>
    vs 青黒感染増殖 ※緑単

     

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