年末動画とかでなんか抱負とか言ってそうですが、年が明ける頃には忘れました。
たぶんコラム関連か大会実績かそのへんのことを言ってそうですが、覚えてない抱負を達成していたとしても偶然だし、意味ないんですよね。意識高い方には怒られそうですが、数日以内に達成できる小目標を繰り返すのが好きなんです。
そんなわけで、抱負の達成度合いはさておきで、今年の振り返りをつらつら書いていきます。
コラムリンク
今年出したデッキの二大巨頭、その①。
おじいちゃんなので、自分が慣れ親しんだ名前で呼んじゃいます。
去年から研究を重ね、1/21に激長思考録記事と激重思い出記事(Note)を出すに至りました。
ゼロイチでデッキを作った経験は数えきれないほどあるのですが、デッキが半ばペット?相棒?のような存在になったというか、生物に対して覚えるような本気の”絆”や”情”をデッキに対して覚えたのは、これが初めてです。
池袋のカフェで、この思いを「気持ち悪いと思うんですけど…」と赤裸々に打ち明け、加糖さんに「まあ気持ち悪い」と言われ、涙を流すほど笑ったことも覚えています。
自分語りになりすぎるのでこのくらいにしておきますが、このデッキと過ごす中で経験した様々なことは、MtGとの向き合い方であったり、もっと根本的な価値観であったり、そういうところにも影響を与えています。
コラムリンク
モダンのなんかの大会でなんかの成績を収めて話題になった《大地割り》。
「他フォーマットで活躍したコモン」には、やはりワンチャンを感じてしまいます。下環境は特に。
そんなわけで始めたこのカードの研究ですが、想像を遥かに超えて難航しました。
軸を変え色を変え、何個も何個もデッキを試作しては調整を重ねましたが、最終的には頓挫。
Pauper環境・Pauperカードプールとの噛み合いが絶望的に悪く、「運が良ければ一部の相手に刺さる」ような構築ならできても、自分の目指した「しっかり回れば(概ね)どんな相手にも勝ちうる」ところに届くデッキは作れませんでした。
コラムリンク①
コラムリンク②
動画の方と合わせて、PauperMTGとしての資産を一つ残せたかなと思っています。
少し特殊なフォーマットということもあり、「参入したくなってもらう」だけでなく「参入したくなった人をサポートする」ことも、やはり大事ですね。
この一大企画の成功に向けて、「Pauperって何が面白いんだっけ?」「どうしたら魅力をより伝えられるだろう?」「何がハードルになっているだろう?」など3人で色々なことを話し合い、自分の中でもPauperフォーマットを広める上での咀嚼が進んだように思います。
コラムリンク①
コラムリンク②
コラムリンク③
コラムリンク④
初めての競技大会で、普段競技的にMtGと触れ合ってはいない自分にとって、「MtGで何を実現したいのか?」を問われる機会となりました。
結果的にいえば、負け越してこそいないものの戦績は微妙、僅かながらデッキ調整の反省点も残る結果となりました。
ただ、大方針としては間違っていなかったと判断していますし、なにより苦悩して導いた「競技との向き合い方」は今後の競技イベントを楽しむ上で大事なものなので、良い経験ができたとポジティブに捉えています。
また、当日会場で晴れる屋メディアの方にお声がけいただき、晴れる屋さんの記事に載るインタビューをしていただけたのも、良い体験でした。
正直なところ、準備なし即席で口頭でのインタビューだったこともあり、回答を美しくまとめられなかった自覚があります。オンオフ作らず常日頃から色々なことを言語化しアップデートし続けるよう、少し意識するようになりました。
コラムリンク
コロナ禍による延期や様子見を繰り返し、ようやく開催できました。
第一回のノウハウがめちゃくちゃ役に立ち、スムーズに運営できたと言って差し支え無いんじゃないかなと思ってます。
しっかり(さいとーさんが)写真撮ったおかげでカバレージ記事もリッチにできましたし、個人的には満点ですね。
第一回ではやらなかったデッキリスト事前提出についても、実況の場でリストを出して話せたり、ラグ無く全員のデッキリストを公開できたりなど、「Webサイト&YouTube」という自分達のプラットフォームとしっかり噛み合わせられたと思います。
また、今回は正式なジャッジの方を用意せず、自分達がジャッジとしてその場その場の判断を行いました。
自分ら素人の判断を快く受け入れていただき、安堵や感謝の気持ちと、「オフ会ってこうだよなぁ!」というフリプ時代に戻ったような懐かしさと、そのあたりが入り混じっていました。
あとは、友達と文化祭みたいなことするの楽しかったです。なんならこれが感想として一番大きいかも。
コラムリンク
PauperMTGに入る前にNoteで書いてた記事を、大幅アップデートしながらPauperMTGに移行しました。
需要や情報としての価値でいえば、OONSのコラムで圧倒的一位になりそうです。
地味ながら、こういう記事の書き方は珍しかったりします。
基本的には、「デッキを作った」「大会に出た」というインプット過程が先にあり、それを記事にアウトプットするというのが一般的なMtG記事の在り方だと思っているのですが、この記事だと「記事を書くためにカードを調べる」という記事本位のインプット過程をとりました。
元々のNote記事の時点で、どうやら活用してくれてい人が結構いたそう(伝聞ですが)なので、そのままPauperMTGに流入してくれたらいいなと思ってます。
アップデート版の方が絶対見やすいので、ぜひ。自分自身もよく活用してます。
今年出したデッキの二大巨頭、その②。
きっかけは第二回晴れる屋パウパー神決定戦で、そこで出会った方が使われていた独自のビーストデッキでした。
対戦していて噛み合いが面白かったので対戦後にデッキを色々聞いて教えてもらったのですが、単純な強さ以上に「噛み合いの美しさ」「言語化できない、感覚としての格好良さ」を強く感じ、「自分もこの部族で何かをしたい!」という強烈なモチベーションに繋がりました。
自分のデッキでもないのに、その場に居合わせたうどんさんにめちゃくちゃ布教したのを覚えています。
赤黒マッドネスバーンは性能のポテンシャルへの期待ありきで作り出したパターンでしたが、ビーストは最初から感情ベースで始めたものを全力で理知的に煮詰めていったパターンで、いわゆる紙束を生成して頓挫する工程と同じフローだったので、ここまで良いデッキを作り、ここまで良い記事を出せるとまでは当初思っていませんでした(自画自賛)。
結果的に自分が作り上げたものは、きっかけとなった方のデッキとは全く別のデッキになりましたが、どちらかがビーストの正しい構築方針である!というよりは、環境や構築目標に合わせて自由に姿を変えうるポテンシャルがある部族だよって話になるかなと思います。
なお、これもマッドネスバーン同様にクソデカ感情に至るところまで進んでおり、MtGとしての楽しみだけでなく「生物としてのデッキとの対話」も楽しみながら過ごしています。まだまだ頑張ります。
コラムリンク
チームぱうぺあ杯出場時のデッキです。
理知的にしっかり煮詰めようとしたところ、コンセプト部分が全抜けしかけたところで急ブレーキ。理屈は捨てて漢気で組みました。
それが許されるチームメンバーでよかったです。お祭りはお祭り気分で参加するのが板!
来年の目標は、以下で考えています。でも多分明日には忘れます。
・デッキ生成してコラム出す流れの中で、数字面の戦績をもう少し向上する
・データベース系の記事を更新する(最近サボってた)
・もっと気軽に雑にMtGを楽しむ場と時間を作る
以上!
皆様、来年もよろしくお願いします!